[ユーザー認証]、[部門管理]とは

管理者が設定したユーザー名やユーザーパスワード、部門名、部門パスワードを入力することで、特定の機能を使用できるようにしたり、本機の使用を制限したりします。この設定を[ユーザー認証]、[部門管理]といいます。

[ユーザー認証]は個人の管理に、[部門管理]はグループや複数ユーザーをまとめて管理するのに適しています。

[ユーザー認証]、[部門管理]の管理対象となる機能は以下のとおりです。

重要

• [ユーザー認証]と[部門管理]の設定を変更すると、登録しているユーザーや部門など認証に関するすべての管理データが削除されます。変更するときはご注意ください。
• 登録しているユーザーと部門のデータは、Web Connectionでエクスポートおよびインポートできます。

参考

• [ユーザー認証]と[部門管理]は合計1,000件まで登録できます。[ユーザーカウンター割当て数]で設定したユーザーカウンター数の残数は、自動で[部門管理]に割当てられます。
• [ユーザー認証]と[部門管理]は、個別に設定できます。
• 認証装置 AU-201Sを装着している場合、ICカードをかざすことで、パスワードを入力することなく機能を使用することができます。

参照

• Web Connectionを使用したユーザーデータや部門データのエクスポート、インポートについて詳しくは、[インポート/エクスポート]をごらんください。

[ユーザー認証]と[部門管理]は連動して管理することができます。

連動させると、所属部門を登録したユーザーを、ユーザー名とユーザーパスワードの入力だけで認証することができます。本機を複数の部門で使用する場合に、各社員を部門ごとに管理して使用する場合などに適しています。

また、連動させない場合は、認証時にユーザー名やユーザーパスワード、部門パスワード、部門名の入力が必要になります。本機を複数の社員で使用するときに、それぞれの社員が複数の業務を行い、業務単位で集計する場合などに適しています。

[ユーザー認証]と[部門管理]を連動すると、部門に所属しているユーザーのカウンターの合計値が[部門カウンター]に表示されます。連動しないと、[ユーザーカウンター]と[部門カウンター]は個別にカウントされます。

[ユーザー認証]と[部門管理]の連動についての設定方法は以下のとおりです。