[濃度バランス調整値登録/削除]
概要
測色データの新規登録や既存の登録データの修正、複製、削除をします。
参考
- 濃度バランス調整値は10件まで登録できます。
参照
- 文字入力について詳しくは、文字を入力するをごらんください。
設定項目
設定項目 | 説明 |
|---|---|
濃度バランス調整値一覧 | 登録された濃度バランス調整値が表示されます。 |
[USBメモリー] | USBメモリーを使用して、測色データを本機に登録します。 |
[本体保存データ] | Web経由で測色データを本機に登録します。 |
[手動設定] | 濃度バランス調整値を手動で入力して新規登録します。既存データの修正もできます。 |
[ﾌﾟﾛﾌｧｲﾙ名変更] | [調整値プロファイル名]を変更します。プロファイル名は半角22文字まで入力できます。 |
[複製] | 選択した濃度バランス調整値を複製します。 濃度バランス調整値が10件登録されている場合は、複製できません。不要な項目を削除してから複製してください。 |
[有効]／[無効] | 調整に使用したスクリーンで出力する場合に適用される濃度バランス調整値を選択します。[有効]に設定すると、濃度バランス調整値が適用されます。押すたびに[有効]／[無効]が切替わります。 参考
|
[確認] | 調整値を確認します。 |
[印刷モードへ] | 測定に使用するチャートを出力します。 |
設定手順（USBメモリーの測色データを本機に登録する）
USBメモリーに保存した測色データを本機に登録します。
重要
以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。エラーメッセージに表示された対応をしてください。
- [データエラーです ファイルから必要な情報が取得できません 測定手順を確認し、再度測定して下さい]
- [データ数エラーです 選択したファイル内のデータ数に誤りがあります 正しい測定箇所や測定手順を確認し、再度測定して 下さい]
- [データ保存エラーです 選択したファイルのデータ保存方法に誤りがあります ファイル保存時に[別名で保存]を使用し、ファイルを 再度作成して下さい ※[Labで保存]を使用しないで下さい]
- [ファイル名エラーです 選択したファイルのファイル名に誤りがあります アンダーバーより後ろの文字列が同一になるように ファイル名を変更して下さい]
- [選択したファイルに誤りがあります 調整手順を確認し、初めから調整をやり直して下さい ※チャートは再出力して下さい]
重要
- 本機に登録する測色データは、USBメモリーに保存してください。
- USBメモリーに「/モデル名（例：CXXXX）/ADJUST_DATA」のパスを設定し、最下層のフォルダーに測色データを保存してください。規定以外のパスを設定すると、測色データを本機側で認識できません。必ず規定のパスにデータを保存してください。
- USBメモリーに保存する測色データのファイル名は、以下の文字列構成で作成してください。
（チャートに印字された14文字の識別情報）_（22文字以内の任意の文字列）.txt
1
濃度バランス調整値一覧の空欄を選択し、[USBメモリー]を押します。
上書きまたは測色データを合成する場合は、登録済みの番号を選択します。
2
測色データを保存したUSBメモリーを本機のUSBポートに接続します。
この接続ポートは、ローパワーデバイスだけに対応しています。大きな電源容量を必要とするデバイスは、外部から電源を供給してください。
3
[OK]を押します。
登録画面が表示され、測色データのファイル名が表示されます。
4
登録する測色データを選択して、[OK]を押します。
5
手順1ですでに登録されている番号を選択した場合は、操作確認のダイアログが表示されます。
データを差し替える場合は、[上書き]を押します。
データを合成する場合は、[合成]を押します。スクリーンタイプや用紙種類、坪量の条件が一致していない場合は、[合成]はグレーアウトします。
上書きも合成もしない場合は、[キャンセル]を押します。
6
登録確認のダイアログが表示されたら、[OK]を押します。[濃度バランス調整値登録/削除]画面が表示され、測色データが登録されます。
[調整値プロファイル名]は変更できます。詳しくは、[濃度バランス調整値登録/削除]をごらんください。
設定手順（測色データをWeb経由で本機に登録する）
測色データをWeb経由で本機に登録します。
重要
- 本作業中は電源をOFF / ONしないでください。
- 本作業には、本機とネットワーク接続されたコンピューターからWeb Utilitiesへアクセスする必要があります。
- 本機に登録する測色データのファイル名は、以下の文字列構成で作成してください。
（チャートに印字された14文字の識別情報）_（22文字以内の任意の文字列）.txt
1
本体とネットワーク接続されたコンピューターから、Web Utilitiesへアクセスします。
URL：http:// <本体のIPアドレス>:30091/
URL（SSL）：https:// <本体のIPアドレス>:30092/
2
[管理者設定]をクリックし、管理者のIDとパスワードを入力します。
3
[測色データWeb入力]をクリックします。
4
[ファイル名]に測色データのファイル名を入力し、ファイルパスの横にある[ファイルを選択]をクリックして、コンピューター上に保存した測色データを選択します。
5
[アップロード]をクリックして、測色データを本機に保存します。
複数の測色データがあるときは、手順4と手順5を繰返します。
6
濃度バランス調整値一覧の空欄を選択し、[本体保存データ]を押します。
上書きまたは測色データを合成する場合は、登録済みの番号を選択します。
7
登録する測色データを選択して、[OK]を押します。
8
手順6ですでに登録されている番号を選択した場合は、操作確認のダイアログが表示されます。
データを差し替える場合は、[上書き]を押します。
データを合成する場合は、[合成]を押します。スクリーンタイプ、用紙種類、坪量の条件が一致していない場合は、[合成]はグレーアウトします。
上書きも合成もしない場合は、[キャンセル]を押します。
9
登録確認のダイアログが表示されたら、[OK]を押します。[濃度バランス調整値登録/削除]画面が表示され、測色データが登録されます。
[調整値プロファイル名]は変更できます。詳しくは、[濃度バランス調整値登録/削除]をごらんください。
設定手順（濃度バランス調整値を手動で登録する）
濃度バランス調整値を手動で入力して登録します。
濃度バランス調整値は本機が設定しているスクリーンごとに設定してください。スクリーンタイプの変更について詳しくは、[カスタムスクリーン]をごらんください。
1
濃度バランス調整値一覧の空欄を選択し、[手動設定]を押すと、[濃度バランス調整値登録]画面が表示されます。
すでに登録されている番号を選択した場合は、登録済みの濃度バランス調整値が表示されます。
濃度バランス調整値は10件まで登録できます。上書きする場合は、登録済みの番号を選択します。
2
[スクリーン選択]を押します。
3
[次頁]または[前頁]を押して、調整対象の色を選択します。
4
濃度バランスを反映するスクリーンを選択して、[OK]を押します。
スクリーンタイプは変更できます。詳しくは、[カスタムスクリーン]をごらんください。
5
[印刷モードへ]を押します。
6
用紙サイズを選択します。
12 e 18 w、SRA3 w、13 e 19 w、11 e 17 wまたはA3 wのいずれかの用紙がセットされた給紙トレイを選択します。
7
操作パネルのスタートを押します。
濃度バランスが調整されたチャートが出力されます。
8
[印刷モード終了]を押して、設定画面に戻ります。
9
調整するモードを[全階調e9点]モードまたは[16階調e32点]モードから選択します（画面は[全階調e9点]モードを選択した場合）。
[全階調e9点]モード：通紙交差方向を32点に区切ったうちの9点（横軸の[01]、[05]、[09]、[13]、[17]、[21]、[25]、[29]、[32]）の濃度値を手動で入力し、その回りの濃度値を本機が自動で設定します。
[16階調e32点]モード：通紙交差方向の32点、通紙方向の16点、合計512点の濃度調整値を手動で入力します。
10
調整したい色のキーを選択します。
11
画面のテンキーで数値を入力します。
[＋／－]で数値のプラスまたはマイナスを選択し、[ｾｯﾄ]を押して入力します。
[調整範囲:-128~+127]
[*]または[)]を押して、横軸の任意の点に対応するボタンを表示して選択します。
[16階調e32点]モードを選択した場合、横軸一番上の欄を押すと、その下1列すべてを選択し、同じ数値を一度に入力できます。
0にするときは、[ｸﾘｱ]を押します。
重要
- [調整値クリア]を押すと、選択している点の調整値のほか、すべての点の調整値を0にします。使用するときはご注意ください。
12
調整値の入力が終わったら、再度、手順5 ～ 手順8を行います。
13
チャートを確認し、目的の結果が得られるまで手順9 ～ 手順12を繰返します。
14
調整が完了したら、[濃度バランス調整値登録]画面の[OK]を押します。
[濃度バランス調整値登録/削除]画面に戻り、[調整値プロファイル名]に「NEW PROFILE」と表示されます。
15
手順5 ～ 手順8を参照し、チャートを出力して確認します。
チャートを出力しないと、[濃度バランス調整値登録]画面の[OK]を押しても濃度バランス調整値として変更登録されません。
16
[ﾌﾟﾛﾌｧｲﾙ名変更]を押して、プロファイル名を入力します。
詳しくは、[濃度バランス調整値登録/削除]をごらんください。
設定手順（濃度バランス調整値を編集する）
1
濃度バランス調整値一覧の登録済みの番号を選択して、[手動設定]を押します。[濃度バランス調整値登録]画面が表示されます。
2
[スクリーン選択]を押します。
変更しようとしている濃度バランス調整値が測色器による測色データのとき、スクリーンは変更できません。[スクリーン選択]はグレーアウトして選択できません。
3
[次頁]または[前頁]を押して、調整対象の色を選択します。
4
濃度バランスを反映するスクリーンを選択して、[OK]を押します。
スクリーンタイプは変更できます。詳しくは、[カスタムスクリーン]をごらんください。
5
設定手順（濃度バランス調整値を手動で登録する）の手順9 ～ 手順13を行います。
6
調整が完了したら、[濃度バランス調整値登録]画面の[OK]を押します。
[濃度バランス調整値登録/削除]画面に戻ります。
7
設定手順（濃度バランス調整値を手動で登録する）の手順5 ～ 手順8を参照し、チャートを出力して確認します。
チャートを出力しないと、[濃度バランス調整値登録]画面の[OK]を押しても濃度バランス調整値として変更登録されません。
[調整値プロファイル名]は変更できます。詳しくは、[濃度バランス調整値登録/削除]をごらんください。
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