入力データがRGBとCMYKで共通の色変換処理に関する項目のデフォルト設定をします。
設定項目 | 説明 | |
---|---|---|
[トーンカーブ] | [イメージ] | 画像のトーンカーブをメニューリストから設定します。 |
[テキスト/グラフィック] | テキストとグラフィックのトーンカーブをメニューリストから設定します。 | |
[グレー補償] | [グレー補償]の対象を設定します。 [グレー補償]は、ブラック(グレーではない)をK単色(100%)で印刷する機能です。リッチブラック(CMYK)ではなく、ピュアブラック(K)で印刷します。 RGB=(0,0,0)またはCMYK=(0,0,0,100)と設定されている箇所に、適用されます。 以下の利点があります。
[グレー補償]を行わない場合は、[オフ]を設定します。 | |
[ブラックオーバープリント] | [ブラックオーバープリント]を設定します。 [ブラックオーバープリント]とは、K=100%のオブジェクトの上に、下色を重ねて印刷する機能です。下色を重ねるので、印刷されるKはピュアブラックではありませんが、オブジェクトの周りの白抜けを防止できます。 [ブラックオーバープリント]を設定しない場合は、下色を除去してから印刷します(ノックアウト処理)。 | |
[グレー置換] | [グレー置換]の対象を[RGB]、[CMYK]それぞれに設定します。 [グレー置換]は、グレーをK単色(1% ~ 99%)で印刷する機能です。 R=G=BまたはCMYK=(0,0,0,X)と設定されている箇所に、適用されます。(X:1から99のいずれか) グレーの品質を安定させます。 [グレー置換]を行わない場合は、[オフ]を設定します。 | |
[コンポジットオーバープリント] | 使用する[コンポジットオーバープリント]をメニューリストから設定します。 コンポジットオーバープリントとは、オーバープリントする機能です。K=100%に限らず、色を重ねて印刷します。画像を作成したアプリケーション上で表現した透過(色の重ね合わせ)を再現します。 [コンポジットオーバープリント]を設定しない場合は、オブジェクトの下色を除去してから印刷します(ノックアウト処理)。 | |
[スポットカラー] | スポットカラーを使用します。 | |
[代替色テーブル] | 使用する代替色テーブルをメニューリストから設定します。 | |
[RGB埋め込みプロファイルを使用] | 印刷データ内のオブジェクトに埋込まれたプロファイルを、RGBソースプロファイルとして使用します。 アプリケーションで指定したプロファイルを使用して印刷するときに、この項目を選択します。 プロファイルが埋込まれていないときは、デフォルトのプロファイルが使用されます。 | |
[CMYK埋め込みプロファイルを使用] | 印刷データ内のオブジェクトに埋込まれたプロファイルを、CMYKターゲットプロファイルとして使用します。 アプリケーションで指定したプロファイルを使用して印刷するときに、この項目を選択します。 プロファイルが埋込まれていないときは、デフォルトのプロファイルが使用されます。 | |
[RGBシミュレーション] | RGBシミュレーションを行います。 RGBデータをCMYKデータに変換するときに、その変換のシミュレーションをCMYK色空間で行います。RGBデータでも、本機は色を印刷標準に近づけることができます。 この項目を選択するには、[RGB]タブにある[RGBソースプロファイル]を選択します。 | |
[PDF/X出力インテント] | PDFファイルに出力インテントとしてに埋込まれたプロファイルを、CMYKターゲットプロファイルとして使用します。 PDF/X:印刷データとしての、ISOの規格 出力インテント:カラー設定で指定されたプロファイル PDFファイルに出力インテントが埋込まれていない場合は、CMYKの色変換設定に従います。 PDF/Xを使用していないPDFファイルには、[RGB埋め込みプロファイルを使用]または[CMYK埋め込みプロファイルを使用]を選択してください。 |