電子機器を取り巻く環境では、不正アクセス、情報漏洩、データの改ざんなどの脅威にさらされています。
本機にも同様に、セキュリティー事故発生の可能性があるデータを取り扱っています。
こうしたリスクを回避するために、情報セキュリティーの観点で対策を立てることが重要です。
セキュリティーの目的は、情報の機密性、完全性および可用性を維持することです。
本機ではこれらを維持するために、さまざまな機能を搭載しています。
ここでは3要素と対策例を説明しています。
対策の詳細は、以下をごらんください。
許可された人だけが情報にアクセスできることを目指します。暗号化を利用したり、データに対するアクセス制限を設定することで機密性を向上します。
対策例:
など
情報が改ざんされず、正確さと完全さを維持した正しい状態を目指します。
対策例:
デジタル署名([S/MIME通信設定])
ファームウェア診断 ([自己診断設定])
など
必要な人が必要な時に使える状態であることを目指します。
たとえば、システムの障害などでデータにアクセスできなくなるのは、可用性を維持できてないことになります。
対策例:
バックアップ (バックアップを取る)
など