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高度な[コントローラーキャリブレーション]について
概要
通常のキャリブレーションは、各単色(CMYK)グラデーションの出力濃度を調整するのに対して、高度なキャリブレーションは、プロファイルの再作成でしか対応できなかった色調補正を各単色(CMYK)の濃度補正以外の方法で行います。
高度なキャリブレーションには、以下の2種類の方法があります。
以下のタイミングでご使用ください。
安定した色を再現するため、スクリーン変更時や用紙が異なる場合、色味が重要な場合などに以下の画質調整を行ってください。
調整を行っても色が安定しない場合には、プロファイルを作成することで解決することがあります。
必要に応じてその他の画質調整も行ってください。
- スペシャルトナーを使用する場合は、測色器でキャリブレーションを行ってください。詳しくは、AccurioPro ColorManagerのユーザーズガイドをごらんください。
[Exact Color]を行う:タッチパネル
タッチパネルで[Exact Color]を使用した高度なコントローラーキャリブレーションを行います。
手順について詳しくは、[Exact Color]をごらんください。
この機能を使用するには、以下のすべてのオプションが必要です。
- インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-601
- ビデオインターフェイスキット VI-514
[G7キャリブレーション]を行う:タッチパネル
タッチパネルで[G7]を使用した高度な[コントローラーキャリブレーション]を行います。
手順について詳しくは、[G7キャリブレーション]をごらんください。
この機能を使用するには、以下のすべてのオプションが必要です。
- インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-601
- ビデオインターフェイスキット VI-514
- デフォルトで[Exact Color]が設定されています。[G7キャリブレーション]に切替えるときは、サービス実施店にお問い合わせください。
G7キャリブレーションに切替える場合は、以下の点に注意してください。
- Exact Colorで作成したプロファイルや変換テーブル(LUT)は共用できません。
- 以下のプロファイルや変換テーブル(LUT)は、イメージコントローラーから自動で削除されません。手動で削除してください。
- 切替える前に登録したカスタムプロファイル
- 切替える前に登録した変換テーブル(LUT) - AccurioPro ColorManager以外の環境でG7キャリブレーションを使用している場合、以下のデータを引続き使用できます。
- ユーザーデータのプロファイル
- ユーザーデータのスポットカラーテーブル - G7キャリブレーションに切替える前に保存した一時保存ジョブは、適切なプロファイル設定を行ったあとに再RIP(色変換)する必要があります。切替えたあとは、一時保存ジョブを確認してください。