スペシャルトナー使用時の[画質調整]
概要
スペシャルトナーを使用する際の[画質調整]について説明します。
ここでは、インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-601を装着している場合の説明をしています。まずテスト出力を行ったあと、その結果に応じて印刷または調整を行ってください。
テスト出力を行う
1. スペシャルトナーが設定されたジョブを出力する（テスト出力）。
[ガンマ自動調整]が自動で行われます。このときの調整で、スペシャルトナーの調整はほぼ完了します。2. ジョブの出力結果を確認する。
テスト出力の結果に問題がない場合
そのまま、本番の印刷に進んでください。
テスト出力の結果が気になる場合
発生した症状に応じて、必要な調整を行ってください。
気になる症状 | おすすめの調整 |
|---|---|
用紙の手前側と奥側の濃度ムラが気になる | |
スペシャルトナーが薄いまたは濃い | |
スペシャルトナーの中間調に違和感がある | |
スペシャルトナーの濃淡が好みの仕上りになるよう調整したい |
参考
- スペシャルトナーを使用するジョブを集中して印刷する場合は、[最高濃度調整]および[出力紙濃度調整]を行ってからデフォルトのプリンタープロファイルを設定すると、より安定した出力が期待できます。
参考
- スペシャルトナー単色の変動要因はS（白）の1種類、白下引き上CMYKの変動要因はCMYKSの5種類です。そのため、スペシャルトナー単色よりも白下引き上CMYKのほうが、階調の変動が起きやすくなります。白下引き上CMYKの調整は、スペシャルトナー単色よりも重要なため、慎重に行ってください。
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