本体ホットフォルダーを作成すると、フォルダーにファイルをコピー(ドラッグ&ドロップ)するだけで印刷できます。
この機能を使用するには、以下の順に設定します。
1. ユーザー設定を登録する
2. ホットフォルダーを設定する
3. ホットフォルダーを作成する
4. ホットフォルダーから印刷する
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この機能には、以下の特長があります。
アプリケーションの起動やプリンタードライバーの操作が必要ありません。
ジョブ設定の異なるホットフォルダーを複数作成し、用途に合わせて使い分けることができます。
ホットフォルダーごとにユーザーアクセス権を設定して、ユーザー管理をしたり、セキュリティーを高めたりできます。
ネットワークを通じて複数のユーザーが同じホットフォルダーにアクセスできます。同じホットフォルダーにファイルをコピーすることで、同じジョブ条件で印刷できます。
管理者が印刷設定を一元管理できるので、管理者以外のオペレーターは印刷設定を行う手間が省けます。
複数のファイルを一括コピーして印刷できます。
対象ジョブ
プリントジョブ
想定環境
項目名 | 内容 |
---|---|
OS | Windows 11 |
ホットフォルダーのアクセス認証設定に使用するユーザー名とパスワードを登録します。
AccurioPro Print Managerへのアクセス方法について詳しくは、AccurioPro Print Managerをごらんください。ログイン方法について詳しくは、ログイン画面をごらんください。
この機能は、コンピューターからだけ操作できます。本機のタッチパネルでは対応していません。
Web Connectionが起動します。
ログインについて詳しくは、ログイン画面をごらんください。
管理者パスワードのデフォルトについて詳しくは、[管理者パスワードに関するお知らせ]をごらんください。
設定内容について詳しくは、[新規登録]の設定内容(手順のあとに記載)をごらんください。
[新規登録]の設定内容
項目 | 設定 |
---|---|
[登録No.] | ユーザーの登録番号を入力する 設定範囲:1 ~ 100 |
[ユーザー名] | ユーザー名を入力する 例:User_001 |
[ユーザーパスワード] | パスワードを入力する |
[ユーザーパスワードの再入力] | [ユーザーパスワード]と同じパスワードを入力する |
Web Connectionでホットフォルダーの使用条件を設定します。
設定内容について詳しくは、[ホットフォルダー設定]の設定内容(手順のあとに記載)をごらんください。
ホットフォルダーが設定されます。
[ホットフォルダー設定]の設定内容
項目 | 設定 |
---|---|
[ホットフォルダー機能] | [有効] |
[本体装置認証] | [連動する] ホットフォルダーの機能を本機の認証と連動させます。 [ユーザー認証]で[本体装置認証]を選択している場合に設定できます。また、[ユーザー認証/部門認証の連動]で[連動しない]を選択している場合は、ホットフォルダーの[本体装置認証]は設定できません。 認証方式について詳しくは、[ユーザー認証]、[部門管理]とはをごらんください。 |
[印刷順] | [ファイルコピー開始順] |
[印刷済みファイル全削除] | [印刷済みファイル全削除] |
[フォルダー暗号化] | [無効] |
各項目の設定について詳しくは、[ホットフォルダー設定]をごらんください。
AccurioPro Print Managerでホットフォルダーを作成し、印刷条件を設定します。ここでは、例としてA4サイズの原稿を、A4用紙に縮小して2面付し、両面印刷で10部印刷する設定にします。
設定内容について詳しくは、[基本設定]の設定内容(手順のあとに記載)をごらんください。
設定内容について詳しくは、[簡易設定]の設定内容(手順のあとに記載)をごらんください。
設定内容について詳しくは、[レイアウト]の設定内容(手順のあとに記載)をごらんください。
[基本設定]の設定内容
項目 | 設定 |
---|---|
[名称] | ホットフォルダーの名前を入力する (例:HotFolder_001) |
[認証] | User_001を選択する |
[ホットフォルダーを有効にする] | チェックを入れる |
[印刷設定優先] | [ホットフォルダー] |
[処理済みファイル削除] | チェックを入れる |
[出力方法] | [印刷] |
1つのホットフォルダーに割り当てられる認証設定は、1つのユーザー設定だけです。
[認証]には、ユーザー設定を登録するで設定したユーザー名が表示されます。
アクセス認証をしないで、誰でもホットフォルダーにアクセスできるようにする場合は、[ゲスト]を選択します。
[簡易設定]の設定内容
項目 | 設定 |
---|---|
[原稿サイズ] | [A4]/[縦] |
[用紙サイズ] | [A4] |
[給紙トレイ] | A4用紙がセットされている給紙トレイを選択する |
[部数] | 10 |
[レイアウト]の設定内容
項目 | 設定 |
---|---|
[両面] | チェックを入れる |
[面付] | [2 in 1 (等倍)] |
[とじ方向] | [上とじ] |
[用紙サイズに合わせる] | チェックを入れる |
コンピューターの[スタート] - [すべてのアプリ] - [Windows ツール] - [コントロール パネル] - [ユーザー アカウント] - [資格情報マネージャー] - [Windows 資格情報] - [Windows 資格情報の追加]の順にクリックします。本機のアドレス、ユーザー名、パスワードを入力して、[OK]をクリックします。
印刷したいホットフォルダーをクリックします。[Windows セキュリティ]ダイアログが表示された場合は、ホットフォルダーに設定した[ユーザー名]と[パスワード]を入力して、[OK]をクリックします。
ホットフォルダーをクリックした後にアクセスエラーが表示された場合は、コンピューターをいったんログオフしてから、印刷したいホットフォルダーをクリックします。
IPアドレスが192.168.1.20の場合は、「\\192.168.1.20」と入力します。
IPアドレスは、Web Connectionの[TCP/IP設定]で確認できます。詳しくは、[TCP/IP設定]をごらんください。
ホットフォルダーに蓄積しているプリントジョブやプリントジョブの送信状況は、AccurioPro Print Managerのアクティブジョブリストに表示されます。