センサーによって、印刷中に発生した画像の汚れを自動で検知し、問題のある出力紙を排除します。
基準画像を内部的に作成し、検査画像と比較して検品を行います。
検品にかかる作業コストを軽減し、印刷工程を効率化できます。
A:基準画像
B:検査画像
(1):通常印刷します。
(2):基準画像を内部的に作成し、検査画像を基準画像と比較します。
(3):問題のある出力紙を自動的に検出し、再印刷を行います。このとき、機内の用紙は一度排出され、出力紙のページ順序の狂いは発生しません。
(4):自動検品レポートを作成します。検査結果が確認できます。
この機能を使用するには、イメージコントローラーと以下のオプションが必要です。
印刷中のリアルタイムVDP照合機能の使用や、[バーコード領域]および[シリアルNo.領域]の設定をするには、以下のオプションが必要です。
自動検品を行ううえで、以下のような管理や設定もできます。
管理/設定 | 概要 |
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基準画像の管理 | 登録されている基準画像を使用頻度に合わせて管理したり、削除したりできます。詳しくは、基準画像をごらんください。 |
自動検品領域の設定 | 自動検品の対象外となる領域や、バリアブル印刷のように画像の一部を意図的に変更して印刷するなどの特殊な検品対象となる領域を設定します。不要なエラーの発生を防ぎ、連番印刷などのチェックを自動化することで、効率の良い検品ができるようになります。詳しくは、自動検品領域をごらんください。 |
異常が検知された印刷物の再印刷の設定 | 異常が検知された印刷物の再印刷を、目的に応じて設定することができます。詳しくは、出力設定をごらんください。 |