異常が検知された印刷物を再印刷する
概要
自動検品で異常が検知された印刷物を、ジョブの排紙先とは別のトレイに排出（パージ）します。
そのあと、パージされた印刷物を再印刷します。
重要
以下のオプションには異常が検知された印刷物をパージできません。
- 折り機 FD-503
- 中綴じ機 SD-506
- トリマーユニット TU-510
- 重ね三つ折りや中とじ、中折りモードを使用中の中綴じ機 SD-513
- インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-601よりも前段のオプション
- ジョブの排紙先トレイよりも後段のオプション
参考
- 異常が検知された印刷物をパージトレイに排出したとき、印刷中の機内に残っている用紙も同様にパージトレイに排出されます。これは、通常トレイに排出される印刷物のページ順序が狂わないようにするためです。
想定環境
項目名 | 内容 |
|---|---|
OS | Windows 11 |
アプリケーション | Adobe Acrobat Reader DC |
プリンタードライバー | PS Plug-inドライバー |
オプション | イメージコントローラー インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-601 紙面検査ユニット AI-101 ヤレ紙排紙トレイ付きオプション（対応フィニッシャーまたは中継搬送ユニット RU-702） ビデオインターフェイスキット VI-514 ビデオインターフェイスキット VI-515 |
設定手順
1
本機のタッチパネルで、[機械状態] - [IQ機能設定]を押して、[IQ機能設定]画面を表示します。
設定メニュー/カウンター - [ユーザー設定] - [共通設定]または設定メニュー/カウンター - [管理者設定] - [共通設定]からでも設定できます。
2
[次頁]で進み、[異常検知後の動作]の[継続出力]を選択して、[検知回数]を押します。
3
印刷を停止させるまでの位置ズレや基準外画像の検知回数を、画面のテンキーで入力し、[OK]を押します。
4
[異常検知時の自動再印刷]の[する]を選択して、[OK]を押します。
5
自動検品印刷をします。
印刷中に異常が検知された場合、[パージトレイ]に異常が検知された印刷物と同じタイミングで、機内に残っている印刷中の用紙も排出されます。
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