自動検品で検知する画像の汚れレベルを確認し、必要であれば調整します。
[汚れ]の自動検品レベルは、2種類のテストチャートを使って確認します。実際の自動検品では、用紙や画像によって現れる汚れの見え方(大きさや濃さ)が違うため、自動検品レベルを確認または調整するときは、テストチャートを使用してください。
[スジ汚れ]や[ホタル]の検品レベル確認用のテストチャートはありません。
[汚れ]の自動検品レベルの確認には、以下の2種類のテストチャートを使用します。
基準チャート
検査チャート
基準チャートとは:
検品レベル確認用の基準画像を作成するテストチャートです。基準チャートには、汚れレベルをあらわすドットはありません。
検査チャートとは:
検査チャート:設定したレベルで自動検品されているかを確認するチャートです。検査チャートには、汚れレベルをあらわすドットがあります。
ここでは[ふつう]の各設定を、検品レベルを確認したい値に変更します。
詳しくは、[共通設定]をごらんください。
基準チャートを使用して、基準画像を作成します。
基準画像の作成について詳しくは、新しく基準画像を作成し、自動検品する をごらんください。
検査チャートと手順4で作成した基準画像を使用して自動検品を行います。
自動検品の実施について詳しくは、既に作成した基準画像を選択し、自動検品するをごらんください。
手順3 で設定したレベルと、汚れとして検知された赤枠で囲まれた箇所のレベルが一致しているかを確認します。
設定例
項目 | 設定値 |
---|---|
[位置ズレ/設定基準外画像検知時自動再印刷] | [しない] |
[設定基準外画像排紙先] | [ジョブと同じ] |
[自動検品レポートの作成] | [する] |