これはAccurioPro ColorManagerのコマンドセンターです。ここから、ツールを起動して個々の作業を進めることも、アクティブな作業フォルダーにあるワークフローを開始してルーチン作業を進めることもできます。
ツールはプログラムの不可欠な部分です。ツールの表示/非表示は、アクティブな作業フォルダーごとに変わります。データ構造では、ツールを呼び出すためのリンクは[アクティブな作業フォルダー]\Command\Toolにあります。
ツールはパラメーターを使わずにそれぞれのプログラムウィンドウを開始し、ユーザーはすべての設定を手動で完全に制御できます。したがってツールは、専門性の高い作業を行うのに向いています。
ワークフローだけを使って作業する場合は、メインウィンドウのツール領域を折り畳んでおくこともできます。
ツールの概要については概要 / プログラム構造 / 操作例の章で、個々のツールの設定に関する詳細についてはツールの詳細の章で紹介しています。
ワークフローは、AccurioPro Color Managerの中でも複雑なワークフローを自動化するためのスクリプトです。ワークフローは、それぞれのワークフローによって定義されたパラメーターを使い、規定のステップでツールを起動します。ユーザーによる選択が必要な設定については、ワークフロー内で1つずつ尋ねられます。その際、説明や作業上の注意が補足されます。
ワークフローのスクリプトはプログラムの固定された変更不可能な部分ではなく、ワークフローフォルダーの主要部分です。
ワークフローは[アクティブな作業フォルダー]\Command\Workflowにあります。したがって、作業フォルダーを変更することによってでも、コマンドのメインウィンドウに表示される機能の範囲を制御できます。
AccurioPro ColorManagerのインストールには、コニカミノルタ製AccurioPressをセットアップするためのワークフローが含まれています。必要な場合は、コニカミノルタがお客様独自のワークフローを作成することもできます。通常、ソフトウェアのアップデートは必要ありません。ワークフローの作成が必要な場合は、コニカミノルタの担当カラーエキスパートにお問い合わせください。