ツール: Analyze
概要
「Analyze」ツールは測定データのさまざまな評価を計算します。通常の印刷標準(検証印刷やコントラクトプルーフなど)に応じた最終品質保証に使う事前に定義された評価設定のほかに、 コニカミノルタAccuriPressをセットアップするための作業手順評価ルーチンがあります(ハイライト調整、最高濃度調整など)。
「Analyze」には測定データが常に必要になるので、このツールは「View」ツールと「Measure」ツールではオプションタブとして表示されます。「Analyze」タブのON / OFFは、ツールバーの「Analyze」ボタンを使って切り替えることができます。 さらに、メインウィンドウから「Analyze」を直接呼び出すこともできます。この操作を行うと、「Analyze」タブが有効になった状態で「View」ウィンドウが開きます。後で測定を行う場合は、「View」のツールバーから「Measure」を開きます。
操作例:メディアウェッジの評価
- 「Measure」ツールまたは「View」ツールを開きます(ツール:Measure – チャートの測定およびツール: Viewの章を参照)。
- 「データリスト」ウィンドウで測定フォルダー「QC\Fogra MediaWedge 3.0」を開き、測定を実施するか、または目的の測定ファイル(.mdl)を選択します。
- ツールバーの「Analyze」アイコンをクリックして、「Analyze」ツールを起動します。
- ここでは、目的の評価パラメーターを選択します。左上に評価システムが表示されます。「A - Validation print」などを選択します。用意されているアナライズ設定が右に表示されます。次に、「Validation print - F51」などを選択します。
- これで、設定に保存されている評価パラメーターが表示されます。 基準、リファレンス処理、および測定条件は定義済みで、参考のためだけに表示されています。それに対してリファレンスファイルを自由に選択できます。独自のリファレンスを使用する場合は、それらを対応するフォルダー([アクティブな作業フォルダー]\System\Templates\Analyze\AnalyzeSettings\ReferenceFile\)に保存してください。
詳しい操作については、ツールの詳細の章を参照してください。