ツール: View
概要
「View」ツールは既存データの確認に使用します。このツールは「Measure」ツールにとても似ていますが、以下の2つの点において根本的に異なります。:
- 「View」を呼び出しても、測定器との接続は確立されません。したがって、測定器のパラメーターを伴うウィンドウを「View」に表示することはできません。
- - 「View」にはすべての測定器のチャートと測定データが表示されます。 それに対して「Measure」では、測定ウィンドウを開く前に測定器を選択します。したがって「Measure」ウィンドウでは、対応する測定器に適したチャートのみを選択できます。
既存データを確認した後で新たな測定を行う場合は、「View」のツールバーから「Measure」を直接呼び出せます。
操作例1:プロファイリング測定の選択
既存の測定ファイルを使ってICCプロファイルを作成する場合の手順は、新しい測定を行うときの手順と似ています(「ツール:Measure – チャートの測定」の操作例1:プロファイリングチャートの測定を参照)。
- 「View」ツールを起動します。
- 「データリスト」ウィンドウで測定フォルダー「Profiling」を開き、目的の測定ファイル(.mdl)を選択します。必要な場合は、「パッチカラー」ウィンドウで測定パラメーターを変更します。コニカミノルタ製測定器はあらゆる測定条件を常に記録しているので、後からでも変更できます
- ツールバーのProfilerアイコンをクリックしてツール「Profiler」を呼び、ICCプロファイルを計算するか、
- 測定ファイルをエクスポートします(「データエクスポートとプリント」の章のデータエクスポートを参照)。
詳しい操作については、ツールの詳細の章を参照してください。
操作例2:品質保証チャートの測定
- 「View」ツールを起動します。
- 「データリスト」ウィンドウで測定フォルダー「QC\Fogra MediaWedge 3.0」を開き、目的の測定ファイル(.mdl)を選択します。必要な場合は、「パッチカラー」ウィンドウで測定パラメーターを変更します。コニカミノルタ製測定器はあらゆる測定条件を常に記録しているので、後からでも変更できます。
- 評価のために「Analyze」ツールを起動し、目的の評価パラメーターを選択します(ツール: Analyzeの章を参照)。
詳しい操作については、ツールの詳細の章を参照してください。