新しく作成した基準画像を使用して自動検品を行います。
基準画像を作成してからジョブを印刷します。
想定環境
項目名 | 内容 |
---|---|
アプリケーション | Adobe Acrobat Reader DC |
プリンタードライバー | PS Plug-inドライバー |
ここでは、PS Plug-inドライバーからジョブを一時保存して、本機のタッチパネルで設定する手順を説明します。
AccurioPro Print Managerからも同様の操作ができます。
1部だけをプルーフとして印刷します。
紙面検査アップグレード基板 UK-311を装着すると、RIPデータを基準画像に設定できます。RIPデータを基準画像にした場合でもプルーフ印刷を行います。
バリアブル印刷の場合は、バーコード領域、シリアルNo.領域をデコードして確認するをごらんください。
必要に応じて、基準画像としてプルーフ印刷した出力紙に異常がないか確認してください。基準画像を作成しなおしたいときは、再度手順1 ~ 手順9を行ってください。
プルーフ印刷完了後、印刷されたデータが基準画像として登録されます。基準画像のファイル名は原稿と同じファイル名です。
本機のタッチパネルの[機械状態] - [基準画像管理] - [基準画像リスト 1]にも、印刷したデータが基準画像として登録され、表示されます。詳しくは、[基準画像管理]をごらんください。
設定内容について詳しくは、[品質最適化]タブの設定内容(手順のあとに記載)をごらんください。
検品で異常が検出された場合は、本機のタッチパネルの[機械状態] - [IQ検出結果]画面に表示されます。詳しくは、[IQ検出結果]をごらんください。
自動検品レポートは、本機のタッチパネルまたは紙面検査ユニット UK-301のWeb Utilitiesから確認できます。
[品質最適化]タブの設定内容
項目 | 設定値 |
---|---|
[検品モード] | [登録画像から選択]を選択し、[変更...]を押して表示される画面で手順9で登録した基準画像を選択する |
[検品レベル] | 例として[ふつう]を選択する |