[ユーザー設定]と[管理者設定]に共通の項目を設定します。
タッチパネルのメッセージ表示時間などを変更できます。使用目的に合わせて設定を変更することで、より効率的に作業できます。
設定項目 | 説明 | |
---|---|---|
[1SHOTメッセージ表示時間] | タッチパネルのメッセージ表示部に瞬間的に表示されるメッセージの表示時間を選択します。 | |
[指定ジョブ単位オフセット] | 設定したジョブ数ごとに排紙オフセットを行う設定をします。 本機能を活用することで、ジョブごとの仕分けがより簡単にできるようになります。 設定範囲: 1 ~ 9999 | |
[連続プリント] | 連続したコピージョブの切れ目またはプリントジョブの切れ目で、機械を停止せずに連続出力するかしないかを設定できます。 | |
[裏面倍率補正モード] | 両面印刷時、ウラ面のヨコ倍(通紙方向の倍率)を補正するかどうかを設定します。 | |
[定着安定性 (トレイ切替え時)] | [画質最優先] | 画質を最優先して定着を行います。処理速度が下がる場合があります。 |
[画質優先] | 画質を優先して定着を行います。 | |
[速度優先] | 速度を優先して定着を行います。画質が安定しなくなる場合があります。 | |
[優先用紙種類] | [その他] | 本機が印刷待機中で、給紙トレイが選択されていない場合、普通紙以外の用紙を優先して、定着部の温度を保ちます。 |
[普通紙] | 普通紙を優先して、定着部の温度を保ちます。 | |
[ダーシ長(ページスタンプ)] | ページスタンプで使われる棒状の記号「ダーシ」の長さを設定します。 ※プリントジョブのとき、本体に装着しているイメージコントローラーの種類によっては設定が機能しないことがあります。 | |
[塗工紙最小坪量出力待機時間] | [自動] | 最小坪量の塗工紙を使用するときに、塗工紙の坪量に合わせて自動で通紙前の待機時間を設定します。 |
[OFF] | 待機時間を設定しません。 | |
[手動] | 待機時間を手動で設定します。 設定範囲:1分 ~ 10分 | |
[センタートンボ断裁代] | センタートンボと原稿画像領域の間隔に追加する間隔を設定します。 設定範囲:0.0 mm ~ 20.0 mm | |
[出力時の一時保存ジョブ(初期値)] | 印刷後の一時保存ジョブを自動的に削除するかどうかのデフォルトを設定します。 印刷時に、[出力時ジョブ削除]で設定を変更できます。 | |
[オフセット排紙方法] | [排紙位置切替え] | 排紙トレイ上での、用紙の排紙位置を切替えます。 |
[プリント停止] | 印刷を停止します。印刷を続けるためには、スタートを押します。 | |
[排紙位置切替え+仕切り紙挿入] | 排紙トレイ上での、用紙の排紙位置を切替え、仕切り紙を挿入します。設定時、仕切り紙のある給紙トレイを選択する必要があります。 | |
[仕切り紙挿入] | 仕切り紙を挿入します。設定時、仕切り紙のある給紙トレイを選択する必要があります。 | |
[一時保存ジョブダイレクト出力(初期値)] | [一時保存ジョブ]画面下部にある[ダイレクト出力]のチェックボックスのデフォルトを設定します。 [一時保存ジョブ]で設定を変更できます。 ※設定変更後は、副電源スイッチを一度OFFにしてから本機を使用してください。 | |
[不要インデックス紙排紙] | ジョブで使用するため給紙トレイにセットしたインデックス紙のうち、余ったインデックス紙を自動で排紙するかどうかを設定します。 | |
[メモリー残量単位] | メモリー残量の表示単位を設定します。 | |
[メモリー残量警告] | HDDの残量が少なくなると、警告を表示する基準値を設定します。 | |
[[確認コピー]1部/先頭1枚選択] | 事前に少量コピーして仕上りをチェックする確認コピーの選択画面を表示する設定をします。 | |
[表裏調整 歪み] | [表裏調整]の[歪み]機能を使用するかどうかを設定します。 | |
[加湿タンクニアエンプティ時の停止制御] | 加湿タンクの水が少なくなったときに、印刷を一時停止するかどうかを設定します。 加湿キット HM-103を装着した中継搬送ユニット RU-518m装着時に表示されます。 | |
[自動画質補正坪量毎のチャート種類選択]*1 | 用紙の坪量ごとに、自動画質補正時のチャートの種類を選択します。 | |
[自動画質補正パッチサイズ切替え]*1 | 自動画質補正時のチャートに印字されるパッチサイズを設定します。 | |
[自動画質補正位置ズレチェック]*1 | 位置ズレを自動でチェックするかどうかを設定します。 設定範囲:0.5 mm ~10.0 mm | |
[位置ズレ/設定基準外画像検知後動作]*1 | [停止] | 位置ズレや基準外画像を検知したとき、印刷を停止します。 |
[継続出力] | 位置ズレや基準外画像を検知しても、印刷を継続します。 | |
[検知回数] | [継続出力]を選択した状態で、印刷を停止させるまでの位置ズレや基準外画像の検知回数を設定します。 設定範囲:0 ~ 10 | |
[位置ズレ/設定基準外画像検知時仕切り紙挿入]*1 | 基準を満たさない出力紙が発生した場合に仕切り紙を挿入する設定をします。 [仕切り紙挿入]:仕切り紙をセットする給紙トレイを設定できます。 | |
[位置ズレ/設定基準外画像検知時自動再印刷]*1 | 基準を満たさない出力紙が発生した場合に再印刷する設定をします。 再印刷する場合、本機内部の用紙は一度排出され、出力紙のページ順序の狂いは発生しません。 ※この項目は、EFI社製のイメージコントローラー装着時は表示されません。 | |
[設定基準外画像排紙先]*2*4 | [ジョブと同じ] | 基準を満たさない出力紙が発生した場合、ジョブと同じ排紙トレイに排紙します。 |
[パージトレイ] | 基準を満たさない出力紙が発生した場合、パージトレイに排紙します。 | |
[RU702のみ] | 基準を満たさない出力紙が発生した場合、中継搬送ユニット RU-702のパージトレイにだけ排紙します。 [パージトレイ]を選択した場合に選択できます。 | |
[RU702+サブトレイ] | 基準を満たさない出力紙が発生した場合、中継搬送ユニット RU-702のパージトレイとその他のサブトレイに排紙します。 [パージトレイ]を選択した場合に選択できます。 ※中継搬送ユニット RU-702以降に排紙できるサブトレイがない場合はグレーアウトします。 | |
[自動検品レポートの作成]*2 | 自動検品の結果レポートの作成の設定をします。 基準を満たさない出力紙を自動で排紙しない場合は、レポートを元にユーザー自身で基準外の出力紙を処理します。 | |
[基準内レポートの作成]*2 | 基準内の自動検品レポートの作成の設定をします。 基準を満たした出力紙について、検品結果レポートを作成できます。 | |
[自動検品レベル設定]*2 | [詳細設定]を押して、自動検品の検査基準を設定します。出力物の汚れや乱れの種類ごとに検品レベルを変更できます。 | |
[基準画像の自動削除]*2 | 自動検品で作成した基準画像を自動で削除する設定をします。 | |
[基準画像種類選択]*3 | 自動検品で基準画像の種類を設定します。 [RIPデータ]を選択すると、イメージコントローラーで作成したRGB画像を基準画像として保存します。スキャン画像に含まれる黒い背景などが削除されるため、高精度な自動検品ができるようになります。 [スキャン画像]を選択すると、インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501でスキャンした画像を基準画像として保存します。 | |
[検査除外領域設定]*2 | 自動検品の検査除外領域のデフォルトを設定します。 | |
[レベル別エラー集計]*2 | 検知した汚れや欠けをレベル別に集計して、自動検品の結果レポートに表示します。 | |
[OCR対象文字]*2 | OCRで読取る対象文字を設定します。 読込んだ画像を文字として読取る場合に対象となる文字を選択します。 | |
[基準画像ジョブの排紙先]*2 | 基準画像ジョブの排紙先を設定します。 [サブトレイ]を選択した場合は、以下の条件があります。
| |
[清掃表示] | 印刷時間が所定の時間を超えた場合に、帯電極の清掃を促す警告画面を表示するかどうかを設定します。 ※帯電極が汚れると画像不良の原因となるため、定期的な清掃が必要です。 | |
[清掃カウント値補正]*5 | 帯電極の清掃を促す警告画面を表示するタイミングを補正します。 | |
[朝一表示]*5 | 印刷時間が所定の時間を超えた場合に、帯電極の清掃を促す警告画面をその日最初に本機の電源をONにしたときに表示するかどうかを設定します。 | |
[ジョブ中断]*5 | 印刷時間が所定の時間を超えた場合に、帯電極の清掃を促す警告画面を表示してジョブを中断するかどうかを設定します。 | |
[ジョブ再開禁止]*5 | 印刷時間が所定の時間を超えた場合に、帯電極の清掃を促す警告画面を表示してジョブの開始を禁止するかどうかを設定します。 |
*1 この機能を使用するには、以下のすべてのオプションが必要です。
インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501
ビデオインターフェイスキット VI-514
*2 この機能を使用するには、以下のすべてのオプションが必要です。
インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501
紙面検査ユニット UK-301
中継搬送ユニット RU-702
ビデオインターフェイスキット VI-514
ビデオインターフェイスキット VI-515
*3 この機能を使用するには、以下のすべてのオプションが必要です。
インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501
紙面検査ユニット UK-301
中継搬送ユニット RU-702
ビデオインターフェイスキット VI-514
ビデオインターフェイスキット VI-515
紙面検査アップグレード基板 UK-311
*4 折り機 FD-503や中綴じ機 SD-506、トリマーユニット TU-510のサブトレイには排紙できません。また、重ね三つ折りや中とじ、中折りモードの使用中に中綴じ機 SD-513のサブトレイへの排紙はできません。
*5 この機能を使用するには、以下の設定が必要です。
[清掃表示]を[する]にする
[単位切替]を押すと、坪量の表示単位が切替わります。
Typeごとにトンボの印字位置と長さが変わります。
初期値:
135 g/m2 以下の場合:[Type1]
136 g/m2 以上の場合:[Type2]
手順2で選択できるチャートの種類は以下のとおりです。
長尺紙以外(搬送方向487.7 mm以下) | [Type1] | [Type2] | [Type3] | |
---|---|---|---|---|
用紙端部からトンボまでの距離 | 通紙方向 | 2.0 mm | 9.0 mm | 4.0 mm |
通紙交差方向 | 2.0 mm | 2.0 mm | 2.0 mm | |
トンボの長さ | 横幅 | 5.0 mm | 5.0 mm | 5.0 mm |
縦幅 | 6.0 mm | 6.0 mm | 6.0 mm |
長尺紙以外(搬送方向487.8 mm以上) | [Type1] | [Type2] | [Type3] | |
---|---|---|---|---|
用紙端部からトンボまでの距離 | 通紙方向 | 2.5 mm | 9.0 mm | 4.0 mm |
通紙交差方向 | 2.5 mm | 2.5 mm | 2.5 mm | |
トンボの長さ | 横幅 | 4.5 mm | 4.5 mm | 4.5 mm |
縦幅 | 5.5 mm | 5.5 mm | 5.5 mm |
[ゆるい] ~ [きびしい]は、AccurioPro Print ManagerやPS Plug-inドライバーで設定する検品レベルです。詳しくは、[品質最適化]をごらんください。
[特定領域]は、検査領域設定の[指定検査レベル領域]が指定されている場合の検査領域です。詳しくは、[指定検査レベル領域]をごらんください。
[スジ汚れ](スジ状の汚れ)や[ホタル](円状の汚れ)の検品、[薄紙時検知レベル補正]はオプション機能です。デフォルトでは表示されません。設定する場合は、サービス実施店にお問い合わせください。
[薄紙時検知レベル補正]の場合は、[ON]または[OFF]を押します。
調整できる検品レベルの種類は以下のとおりです。
設定項目 | 説明 | ||
---|---|---|---|
汚れ | [検知濃度レベル] | 検知対象となる汚れのサイズと濃度の基準を調整します。 | ![]() |
[用紙ノイズ除去レベル] | 用紙そのものに由来するノイズを、どの程度まで検知対象から除外するかを調整します。 | ![]() | |
スジ汚れ | [検知濃度レベル] | 検知対象となるスジ状の汚れの濃度基準を調整します。 | ![]() |
[ウラ面透過除去レベル] | スジ状の汚れを検知するときに、ウラ面から透けて見える画像をどの程度まで検知対象から除外するかを調整します。 | ![]() | |
ホタル | [検知濃度レベル(ハイライト部)] | 画像の明るい部分を検品するときに、検知対象となる汚れの濃度の基準を調整します。 | ![]() |
[検知濃度レベル(シャドウ部)] | 画像の暗い部分を検品するときに、検知対象となる汚れの濃度の基準を調整します。 | ![]() | |
[サイズレベル] | 検知対象となるホタルのサイズの基準を調整します。 | ![]() | |
[ウラ面透過除去レベル] | ホタルを検知するときに、ウラ面から透けて見える画像をどの程度まで検知対象から除外するかを調整します。 | ![]() | |
その他 | [薄紙時検知レベル補正] | 薄紙使用時に検知レベルを補正するかどうかを設定します。 |