印刷工程では、ジョブに応じてさまざまな種類の用紙を使用します。印刷時のトラブルを防ぐためには、使用する用紙の条件を本機に正しく設定することが大切です。
用紙の設定が適切でない場合、画像不良や紙づまりの原因になります。
設定が必要な用紙の条件の項目を確認し、適切に設定してください。
印刷に使用する用紙のサイズや種類などの条件を本機に設定します。
本機では、設定する対象によって以下の2つの設定ができます。
給紙トレイに用紙条件を設定する
使用する用紙に合わせて用紙条件を登録する
必ず登録が必要な用紙設定の項目は以下のとおりです。
用紙種類 | 印刷に使用する用紙の種類を設定します。用紙は、表面の加工や質感により分類されています。ジョブの用途に合わせて設定します。 |
用紙サイズ | 印刷に使用する用紙のサイズを設定します。給紙トレイによってセットできる用紙サイズが異なる場合があります。 |
坪量 | 印刷に使用する用紙の坪量(重量)を設定します。正しく設定しないと、紙づまりや重送などが発生することがあります。 |
その他の用紙設定の項目について詳しくは、[設定変更]をごらんください。
よく使用する用紙設定は「用紙プロファイル」として本機に登録することをおすすめします。
用紙プロファイルを登録しておくと、給紙トレイの用紙を変更する場合に、用紙プロファイルを呼出すだけで簡単に用紙条件の設定ができます。
用紙プロファイルを活用することで、用紙設定の手間を省き効率的にジョブを印刷することができます。用紙プロファイルの登録方法について詳しくは、[設定登録]をごらんください。
新規の用紙設定を行う場合は、メディアセンサーを活用してください。
メディアセンサーには以下の3種類があります。
インテリジェントメディアセンサー IM-101
インテリジェントメディアセンサー IM-104
インテリジェントメディアセンサー IM-105
初めて使用する用紙の場合、適切な用紙プロファイルが本機に登録されていないことがあるため、ユーザーが、用紙条件を入力する必要があります。用紙条件を正しく設定するには、用紙の知識などが必要です。
メディアセンサーは、用紙種類と坪量を自動検出するため、手動で用紙条件を入力する手間を省き、用紙の知識がなくても用紙設定をすることができます。