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複数ジョブをまとめて印刷する際に、ジョブ間で仕切り紙が入らない場合がある。
原因
対象オプション:Fieryカラーサーバー
ジョブバッチ機能*1と仕切り紙機能*2は併用できません。
ジョブバッチ機能が適用されると、複数のジョブが1つのジョブとしてまとめられるため、仕切り紙は入りません。
*1:複数の小ジョブに対してまとめて印刷指示をかけると、コントローラーが小ジョブ群を自動で1つのジョブにまとめ、印刷効率を向上する機能です。
*2:ジョブ間で仕切り紙を入れる機能です。
設定手順
作業時間:5分以下
ここではジョブパッチ機能をOFFにし、仕切り紙機能を使用する手順を説明します。
すでにRIP済みのデータがある場合は、再RIPする必要があります。
以下の手順は、Fieryカラーサーバーの例です。
1
ジョブパッチ機能をOFFにします。Command WorkStationまたはFiery WebToolsで、[Configure]を起動します。
2
[ジョブ管理] - [ジョブパッチ]のチェックボックスをオフにします。
3
RIP済みのデータをRIP前のデータに戻します。Command WorkStationでジョブを右クリックし、[ラスターデータ除去]を選択します。
4
ジョブを選択し、右クリックで[プロパティ]を開きます。
5
[仕上げ]の[ソート/グループ]で[仕分けソート]を選択し、[印刷]を選択します。
再RIPにより、仕分け機能を指定したジョブチケットが有効になるため、事象が回避されます。