インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501を装着している機械は、[画像診断]で画像上のスジやスポット(ホタル(白ヌケ、色ヌケ)、黒、白の斑点や裏汚れ)などの発生を診断することができます。診断結果を確認したあとに各種調整をすることで、画像品質の安定性を向上させることができます。
毎日本機の電源を入れたあとに1回行うことをおすすめします。[自動実行]の設定を行うと、1日1回自動で行われます。
[簡易診断]チャートの種類と出力枚数
チャートの種類  | 枚数  | 
横帯チャート  | 1枚  | 
縦帯チャート  | 1枚  | 
[詳細診断]チャートの種類と出力枚数
[縦スジ診断]の詳細*1  | 全面チャートの種類と出力枚数  | |||||||||||
ハーフトーン片面  | ベタ片面  | 片面  | ||||||||||
Y  | M  | C  | K  | Y  | M  | C  | K  | Y  | M  | C  | K  | |
共通縦スジ診断  | 1枚  | 1枚  | 1枚  | 1枚  | -  | -  | -  | -  | -  | -  | -  | -  | 
単色縦スジ診断  | 2枚  | 2枚  | 2枚  | 2枚  | 1枚  | 1枚  | 1枚  | 1枚  | 2枚  | 2枚  | 2枚  | 2枚  | 
*1:簡易診断で異常を検知した際に、詳細診断を行うときにだけ出力します。
[横スジ診断]の詳細  | 全面チャート(片面)の種類と出力枚数  | |||
ハーフトーン  | ||||
Y  | M  | C  | K  | |
横スジ診断  | 6枚  | 6枚  | 6枚  | 6枚  | 
[スポット診断]の詳細  | 全面チャート(片面)の種類と出力枚数  | 全面チャート(両面)の種類と出力枚数  | ||||
ハーフトーン  | 白紙  | ハーフトーン  | ||||
Y  | M  | C  | K  | M  | ||
スポット診断  | 6枚  | 6枚  | 6枚  | 6枚  | 6枚  | -  | 
[簡易診断]と[詳細診断]が連動するように設定します。
[簡易診断と連動した詳細診断]で[する]を選択すると、異常検出した際に[詳細診断]を自動で実行します。

[基本設定]を押します。

[簡易診断と連動した詳細診断]を[する]に変更します。
異常検出した際に[詳細診断]を自動で実行します。
横帯チャートと縦帯チャートを出力し、インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501で簡易的な[画像診断]をします。

[簡易診断]を押します。

[印刷モードへ]を押します。
チャートの用紙サイズを選択します。
タテ279.4 mm以上、ヨコ420.0 mm ~ 487.7 mmの用紙をトレイにセットして、そのトレイボタンを選択します。

操作パネルのスタートを押します。
横帯チャートと縦帯チャートがそれぞれ1枚出力され、[< 簡易画像診断結果 >]が表示されます。
[詳細画像診断実行]を押すと、[詳細診断推奨]と診断された項目の[詳細診断]が行われます。
[詳細診断]のチャートを出力し、インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501で詳細な[画像診断]をします。異常画像が発生した場合は、自動で調整を行います。

[詳細診断]を押します。

診断したい項目を選択して、[印刷モードへ]を押します。
診断項目の[する]を選んだあと、[診断対象色]を1色以上選択します。
デフォルトを選ぶと、各診断項目の[する]と[診断対象色]がすべて選択されます。

チャートの用紙サイズを選択します。
タテ279.4 mm以上、ヨコ420.0 mm ~ 487.7 mmの用紙をトレイにセットして、そのトレイボタンを選択します。
操作パネルのスタートを押します。
手順3で選択した診断項目のチャートが出力され、[詳細診断結果]が表示されます。
[自動修復完了しました]:診断が完了した項目です。出力紙を確認してください。
[未診断]:手順3で選んでいない診断項目です。
画像の解析と診断が完了すると診断解析データと診断スキャン画像データが生成されます。設定で許可した場合、生成された診断結果はログとしてサービス実施店に送信されます。ログ送信について詳しくは、[異常画像送信許可設定]をごらんいただくか、サービス実施店にお問い合わせください。

AQA Reference chartを出力して画質を確認します。