トラブルシューティング | ヤレ紙を減らしたい

ヤレ紙を減らしたい

調整時に発生するヤレ紙（廃棄する紙）の枚数を減らすために、以下の設定を変更してください。各機能の設定について詳しくは、参照ページをごらんください。

重要

表内の記号は以下を意味しています。

.：機能を使用できる

e：機能を使用できない

-：機能を使用する必要がない

[出力紙濃度調整]の設定を変更します。定期調整（自動調整）の頻度を下げることでチャートの印刷枚数が減り、ヤレ紙の発生を抑えます。

設定項目	設定	インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501装着時	インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501非装着／中継搬送ユニット RU-518m装着時	インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501非装着／中継搬送ユニット RU-518m非装着
[出力紙濃度調整] - [基本設定]
[出力紙濃度調整の使用]	[する]	.	.	e
[定期調整の実行]	[する]	.	.	e
[調整実施タイミング]	[ジョブ開始前]	.	.	e
[1次色2次色切替え]	[標準]	.	.	e
[調整間隔]	[しない]	.	.	e

インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501装着時の[一括色自動調整]の[自動選択]のチェックをはずします。[画像診断]を行わずに、調整を行います。チャートの出力を抑えて、ヤレ紙の発生を抑えます。

Exact Colorキャリブレーションについて詳しくは、[Exact Color]を使用したキャリブレーションについてをごらんください。

G7キャリブレーションについて詳しくは、[G7]を使用したキャリブレーションについてをごらんください。

設定項目	設定	インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501装着時	インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501非装着／中継搬送ユニット RU-518m装着時
[一括色自動調整]：[自動選択]
[自動選択]	OFF	.	e
[画像診断]
[簡易診断]	実行しない	.	e
[詳細診断]	実行しない	.	e
[一括色手動調整]
[濃度バランス自動調整]	実行する	.	e
[最高濃度自動調整]	指定の用紙で実行する	.	e
[出力紙濃度調整]	指定の用紙で実行する	.	e
[Exact Color] / [G7]	指定の用紙で実行する	.	e

画質のトラブルが発生した場合は、以下の調整を追加で行ってください。

[一括色自動調整]で[自動選択]をONにした場合、[画像診断]を行ったあと、[Exact Color]や[G7]などのコントローラーキャリブレーションを除く実施可能な項目の調整を行います。[画像診断]について詳しくは、[画像診断]をごらんください。

設定項目	設定	インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501装着時	インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501非装着／中継搬送ユニット RU-518m装着時
[一括色自動調整]：[自動選択]
[自動選択]	ON	.	e

「おすすめの設定」の1で定期調整（自動調整）の頻度を下げたとき以上に、ヤレ紙の発生を抑えたい場合は、任意のタイミングで[出力紙濃度手動調整]を行います。

[出力紙濃度手動調整]を行う場合は、事前に[定期調整の実行]を[しない]に設定してください。[定期調整の実行]について詳しくは、[基本設定]をごらんください。

設定項目	設定	インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501装着時	インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501非装着／中継搬送ユニット RU-518m装着時
出力紙濃度手動調整	任意のタイミングで実行する	-	.