管理者が設定したユーザー名やユーザーパスワード、部門名、部門パスワードを入力することで、特定の機能を使用できるようにしたり、本機の使用を制限したりします。この設定を[ユーザー認証]、[部門管理]といいます。
[ユーザー認証]は個人の管理に、[部門管理]はグループや複数ユーザーをまとめて管理するのに適しています。
[ユーザー認証]、[部門管理]の管理対象となる機能は以下のとおりです。
操作名  | 管理対象となる機能  | 
|---|---|
コピー操作  | [コピー]を押して使用する機能です。  | 
スキャン操作  | [スキャン]を押して使用する機能です。  | 
プリンター印字  | プリンターで印刷する機能です。  | 
蓄積文書操作  | 以下のキーを押して使用する機能です。 [ジョブリスト]の[一時保存ジョブ] [読出し] [保存] [コピー]の[保存設定] [スキャン]の[HDD]  | 
[ユーザー認証]と[部門管理]は連動して管理することができます。
連動させると、所属部門を登録したユーザーを、ユーザー名とユーザーパスワードの入力だけで認証することができます。本機を複数の部門で使用する場合に、各社員を部門ごとに管理して使用する場合などに適しています。
また、連動させない場合は、認証時にユーザー名やユーザーパスワード、部門パスワード、部門名の入力が必要になります。本機を複数の社員で使用するときに、それぞれの社員が複数の業務を行い、業務単位で集計する場合などに適しています。
[ユーザー認証]と[部門管理]を連動すると、部門に所属しているユーザーのカウンターの合計値が[部門カウンター]に表示されます。連動しないと、[ユーザーカウンター]と[部門カウンター]は個別にカウントされます。
[ユーザー認証]と[部門管理]の連動についての設定方法は以下のとおりです。
設定項目  | 連動  | 設定内容  | 
|---|---|---|
する  | [本体装置認証]  | |
しない  | [本体装置認証]  | |
する  | [管理する]  | |
しない  | [管理する]  | |
する  | [部門名]と[パスワード]の入力  | |
しない  | [部門名]と[パスワード]の入力  | |
する  | [連動する]  | |
しない  | [連動しない]  | |
する  | [所属部門]の設定  | |
しない  | -  |