ネットワーク経由で本機をプリンターとして使用して印刷できます。使用環境によって、本機に接続するためのプロトコルが異なります。
プロトコル | 対応OS | メリット | 説明 |
---|---|---|---|
Windows | Windowsに標準で入っているため、使いやすい。本機で設定する項目が少ない。 | 本機のRAWポート(デフォルトは9100)を直接指定して、ネットワーク経由で印刷します。インストール時「標準TCP/IPポート(StandardTCP/IP Port)」を選択したときに使用することができます。 | |
Mac | ネットワークの負荷が少ない。本機を直感的(名称)に見つけやすい。 | 本機でBonjourを有効にすると、MacOSのコンピューターが、TCP/IP上のネットワークに接続された本機をDNSサーバーを使用せずに自動的に検出し、追加可能なプリンターとして一覧表示します。 | |
LPR | Windows Mac | Windows、Macどちらでも使える。 | LPR(Line PRinter daemonprotocol)プロトコルを使って、ネットワーク経由で印刷します。 |
Webサービス接続 | Windows | インストールの手間が少ない。 | Windowsコンピューターで利用可能なWebサービス機能を使うと、ネットワークに接続された本機を自動的に検出して、Webサービスプリンターとして簡単にインストールできます。 |
SMB | Windows Mac | 自PCの負荷が少なくなる。 | SMB印刷は、コンピューターから、本機を直接指定して印刷する機能です。本機の共有には、SMB(ServerMessage Block)プロトコルを使います。 |
IPP | Windows Mac | LAN環境を越えた使い方が出来るので、社外のプリンターでもアクセスできる。 | IPP印刷は、IPPプロトコルを使って、ネットワーク経由で印刷する機能です。 プロトコルの中では「アプリケーションプロトコル」 *の位置になります。 HTTPを拡張したIPPを印刷データの転送に使っており、インターネットを経由して、ファイアウォールに妨げられず遠隔地のプリンターに印刷することもできます。 また印刷時に認証を行ったり、SSLで暗号化を行えば、より安全な印刷が実施できます。 |
*アプリケーションプロトコル:通信規約(プロトコル)の分類の1つで、具体的な用途やソフトウェア、サービスなどの種類に応じて個別に制定されたもの。
この情報は、役に立ちましたか?
ありがとうございました。