本体認証
概要
本体の認証機能(本体装置認証)を使って、本機を使えるユーザーを制限できます。ユーザーの認証情報は、本機に登録して管理します。
ユーザー認証を導入すると、ユーザーの制限だけでなく、ユーザーごとに使える機能の制限や、本機の使用状況の管理など、セキュリティーやコストを意識した、高度な使い方もできます。
メリット
- サーバー環境がなくても、本機に簡単に登録できます。
デメリット
- 登録するユーザー数が多い場合、入力に手間がかかります。複数台の本機を使っている場合は、1台ずつ登録する必要があります。詳しくは、外部サーバー認証をごらんください。
- 本体認証と部門管理を組み合わせて、各ユーザーを部門ごとに管理することもできます。組み合わせる場合は、お使いの環境に合わせて、部門の情報をユーザーに連動させるかを設定します。組み合わせることで、ユーザーや部署ごとで本機の使用状況を分析できるようになります。詳しくは、[ユーザー認証/部門管理] - [部門管理設定]をごらんください。
ここでは、Web Connectionで設定および登録を行います。操作パネルでもできます。
手順
1
Web Connectionに管理者としてログインします。
2
[ユーザー認証/部門管理]タブ - [認証方式]の順にクリックして、[ユーザー認証]で[本体装置認証]を選択します。[OK]をクリックします。
3
[ユーザー認証]を変更するたびに、使用管理データをクリアする必要があります。
ユーザーの登録
1
[ユーザー認証/部門管理]タブ - [ユーザー認証設定]の順にクリックして、[新規登録]をクリックします。
2
[ユーザー名]、[ユーザーパスワード]と[ユーザーパスワードの再入力]を入力します。
[ユーザー名]:半角64文字(全角32文字)まで
[ユーザーパスワード]:半角64文字まで
認証する
1
本体を使用しようとするときに、登録されているユーザーの[ユーザー名]と[パスワード]を入力します。
2
認証に成功すると、画面の上部にユーザー名が表示されます。