以下の一覧の現象や要望を、対応するスイッチ番号を切替えることで解決します。
ソフトメモリースイッチのデフォルトはすべて[Off]です。[Off]から[On]に切替えることで発生した問題を解決します。
スイッチ番号 | 現象または要望 | スイッチOnによる解決 |
---|---|---|
1 | PDFダイレクトプリント時、CropBoxの値(トリミングサイズ)を使って、用紙サイズを判別したい。通常は、MediaBox(メディアサイズ)の値を基準にしている。 | PDFファイルのCropBoxの値(トリミングサイズ)を使って用紙サイズを判別します。 |
2 | 複数の印刷ジョブを1つのファイルにまとめてLPRコマンドで印刷したとき、エラーが発生して出力できない。 | コントローラーのスプール設定にかかわらず、全データ(ファイル)を受信後にジョブを実行します。このとき、印刷速度が低下することがあります。 1ファイル当たりの受信可能最大ファイルサイズは2 GB以内です。2 GBを超えると、設定変更の効果はありません。 変更後は、設定を確定するため、副電源スイッチをOFF / ONします。 |
4 | 複数のPostScriptデータを1ファイルにまとめてネットワーク経由で出力するとき、複数のデータが1つのジョブにまとまって出力される。 | [Ctrl]+[D]検出時にジョブ区切りと判断し、複数のジョブとして出力できます。 |
5 | 複数のPostScriptデータを1ファイルにまとめてUSB経由で出力するとき、1つのジョブが分割して出力される。また、エラーページが出力されることもある。 | [Ctrl]+[D]検出時に、ジョブ区切りと判断しないで、1つのジョブとして出力できます。 |
7 | 複数のジョブを1ファイルにまとめて出力するとき、PJL JOBNAME とPJL EOJ NAME コマンドでのくくりをジョブ区切りと判断し、複数のジョブとして出力するか、ジョブを区切らないで出力するかを選択したい。 | 設定値 [Off]:ジョブを区切らないで、1ファイルとして出力する [On]:複数のジョブとして出力する |
11 | 本機の給紙トレイの指定を常に自動にしたい。 | プリンタードライバーからの給紙トレイ指定にかかわらず、常に給紙トレイは自動で指定されます。 |
12 | プリンタードライバーで設定したジョブ名を表示させるのではなく、LPRコマンドで指定したファイル名をジョブ名として表示したい。 | LPRコマンドで指定したファイル名をジョブ名として表示します。 |
13 | Font Management Utilityを使用してフォントをインストールするとき、タイムアウトエラーが発生する。 | タイムアウトエラーを回避します。ただし、Font Management Utilityのフォントリスト表示でRAMフォントのフォント種別が[HDD]として表示されます。 |
15 | Mac OS X以降で、表紙挿入を設定し、本身を複数部数に指定して出力しても、本身も1部しか出力しない。 | 指定のとおりの部数で出力します。 ただし、フォントデータやEPSデータを含むジョブを出力すると、エラーページが出力されることがあります。 |
16 | Mac OSでLPRコマンド(-J)を使用したら、バナーページを印字するようにしてほしい。 | バナーページを印字します。 ただし、プリンタードライバーからLPRポートを使って印刷しても、バナーページが印字されます。 |
18 | PSコマンド[MediaType]で指定された用紙種類を用紙名称として登録してほしい。 | 指定された用紙名称をエンジンに送り、この名称が[用紙条件登録/削除]画面に登録されていない場合には自動で登録されます。 設定値 [Off]:登録しない [On]:登録する ※[用紙条件登録/削除]画面は、設定メニュー/カウンター - [ユーザー設定] - [環境設定] - [給紙トレイ設定] - [用紙設定] - [用紙プロファイル設定]で確認できます。 |
25 | 混載原稿が指定された8.5 e 11 vサイズの原稿が含まれているジョブをダイレクト印刷で出力すると、9 e 11 vサイズと認識してしまう。 | 8.5 e 11 vサイズで印刷するようにします。 |
26 | PostScriptエラー[Limitcheck]が発生する。 | PostScriptエラー[Limitcheck]の発生を低減します。 ※大量のジョブや、容量が多いジョブを印刷する際に[Limitcheck]が発生することがあります。 変更後は、設定を確定するため、副電源スイッチをOFF / ONします。 |
27 | 特定のPSデータを出力するとエラーになるため、PostScript(Level1)コマンドをサポートしてほしい。 | 設定値 [Off]:PostScript(Level1)用のコマンドに対応しない。 [On]:PostScript(Level1)用のコマンドに対応する。 [On]を選択すると、以下のLevel1用コマンドを使用できます。 lettertray、legaltray、ledgertray、a3tray 、a4tray、b5tray、11x17tray 変更後は、設定を確定するため、副電源スイッチをOFF / ONします。 |
28 | PPDドライバーでHDDに保存されたジョブが、AccurioPro Print Managerで編集できない。 | 編集できるようになります。ただし、プリント速度が低下する可能性があります。 また、No.48/49で保存(&印刷)に設定しても編集できるようになります。 |
31 | PDFダイレクト印刷を使うとき、透過に関連する内容が出力されないことがある。 | デバイスカラーの使用有無で、この問題を解消できる場合があります。 設定値 [Off]:デバイスカラーを使用しない [On]:デバイスカラーを使用する |
32 | PDFをPostScriptに変換するとき、複雑な透過オブジェクトなどを正常に変換できない場合がある。 | 変換方式を切替えて対応します。 設定値 [Off]:オブジェクトごとに変換 [On]:ページ全体で変換 |
33 | PCLデータを両面出力するとき、裏面の白紙ページが破棄されてしまう。 | 裏面の白紙ページも出力します。ただし、この白紙ページは課金されません。 |
34 | PSフォントを大量にダウンロードしている場合、PSフォントリストの印刷時間が長くなることがある。 | フォントリストにダウンロードフォントのサンプル文字を出力せず、フォント名だけ表示することで、PSフォントリストの印刷速度を改善します。 |
36 | 混載原稿(A4 v/w)のPCL XL/TIFFデータを出力する場合、PSドライバーから出力したときと比較して、横置き原稿のとじ位置がかわってしまう。 | PSドライバーから出力したときと同様のとじ位置で印刷されます。 |
38 | Linux経由で印刷すると必ずバナー出力されてしまうため、バナー出力を無効にしたい。 | LPRコマンドの-Cオプション(バナー生成)を無効にします。 設定値 [Off]:-Cオプションを有効にする [On]:-Cオプションを無効にする |
40 | AccurioPro Hot Folderのホットフォルダーに保存されたファイルを、給紙トレイ内の原稿サイズに最も近い用紙サイズで印刷したい。 | 出力用紙サイズが[自動]、出力トレイが[自動]、本設定が[On]の場合、給紙トレイ内の原稿サイズに最も近い用紙サイズで印刷されます。ただし、出力できる用紙がないときは、通常のAPS(自動用紙)で選択される出力用紙サイズで印刷されます。 |
43 | MIB(kmNetHttpdEnable)を「disable」から「enable」に変更すると、[管理者設定] - [コントローラー設定] - [簡単セキュリティ設定]の[Web Connection設定]と連動するようにしたい。 | 設定値 [Off]:MIBとWeb Connectionを連動させない [On]:MIBとWeb Connectionを連動させる |
45/46 | プリンタードライバー、AccurioPro Hot Folderを使用せずに印刷を行う場合、カラーモードを指定したい。 | カラーモードを指定できます。 設定値 45/46 = [Off]/[Off]:オートカラー 45/46 = [Off]/[On]:フルカラー 45/46 = [On]/[Off]:グレースケール 45/46 = [On]/[On]:オートカラー |
47 | 特定の(オーバープリント属性がある)PDF原稿を一時保存もしくは印刷すると、大幅に時間がかかるもしくは出力されなくなってしまうことがある。 | PDFからPSへ変換するオーバープリント設定をはずすことで問題を解消できる場合があります。 設定値 [Off]:オーバープリント設定を使用する [On]:オーバープリント設定を使用しない 注意 オーバープリント設定を使用しないことで、出力結果が異なる場合があります。 |
48/49 | プリンタードライバーの指定にかかわらず、印刷/保存/印刷&保存を強制的に行いたい。 | 以下の設定を強制的に指定します。 設定値 48/49 = [Off]/[Off]:OFF 48/49 = [Off]/[On]:印刷 48/49 = [On]/[Off]:保存 48/49 = [On]/[On]:印刷&保存 |
51 | 本機がサポートする最大用紙サイズを超えるジョブをAccurioPro Hot Folderで出力する場合、印刷せずエラーページとして出力するが、通常中央部分を等倍出力で印刷してほしい。 | [Off]:エラーページを出力する(PS、PDFの場合) 縮小して出力する(TIFF の場合) [On]:中央部分を等倍出力する 本設定は、PS、PDF、TIFFに対して有効です。 本設定は、ポスター印刷(分割出力など)がオフのときだけ有効です。 制限事項 PS、PDFの場合 [Off]のときは、原稿サイズが、本機がサポートする最大用紙サイズを超えるとエラーページを出力します。 [On]のときは、原稿サイズが、1,600 mm e 2,100 mm / 62.99" e 82.68"を超えるとエラーページを出力します。 TIFFの場合 [On]のときは、900 mm e 1,320 mm / 35.43" e 51.97"を超えると、画像がずれて印刷される場合があります。 |
55 | トンボ付きのデータを印刷するとき、モノクロのページのトンボをCMYK混色ではなく、K単色で印刷したい。 | 設定値 [Off]:モノクロのページのトンボをCMYK混色で印刷する [On]:モノクロのページのトンボをK単色で印刷する |
59 | RAWプロトコル使用時に、EO「T0x04」というコードを受信したら、EOTをエコーバックするようにしてほしい。 | 設定値 [Off]:EOTをエコーバックしない [On]:EOTをエコーバックする |
61 | PCL5コマンドで作成されたジョブでふちなし印刷をしたい。 | PCL5コマンドで作成されたジョブでもふちなし印刷ができます。 設定値 [Off]:ふちなし印刷しない [On]:ふちなし印刷する |
62/63 | PS Plug-inドライバーを使用しなくても、プリントジョブ完了後のステータス通知メールを送信してほしい。 | 以下の設定で通知メールを管理者アドレスへ送信できます。 設定値 62/63=[Off]/[Off]:通知メールを送信しない 62/63=[Off]/[On]:常に管理者アドレスへ通知メールを送信する 62/63=[On]/[Off]:エラー時にだけ、管理者アドレスへ通知メールを送信する |
66 | 通常プリンタードライバーもしくはAccurioPro Hot Folderで設定した内容は、[コントローラー設定]内の[ダイレクトプリント設定]で設定した内容より優先されて出力される。 これを[ダイレクトプリント設定]の内容を優先にして出力したい。 | 設定値 [Off]:プリンタードライバー/AccurioPro Hot Folder設定を優先にする [On]:[ダイレクトプリント設定]*を優先にする *[ダイレクトプリント設定]はイメージコントローラー用のWeb Connectionの[プリンター設定]でも設定できます。 |
71 | PS Plug-inドライバーのフォームを、透過させるかどうかを変更したい。 | 設定値 [Off]:オブジェクトにかかわらず、フォームを透過させる [On]:オブジェクトにかかわらず、フォームを透過させない 制限事項 カスタムスクリーンを設定した場合は、反映されません。 |
74/75 | グレー置換におけるRGB値の誤差の取扱いを変更したい。 Microsoft Office系のアプリケーション上のグレースケール画像について、RGB値が等しくない場合がある。 その場合、誤差を許容しなければ、グレー置換できない(カラーとして扱われる)。 この問題を解消するために、R=G=Bとみなす誤差の許容範囲を設定する。 | R=G=Bの許容範囲を設定できます。 設定値 74/75=[Off]/[Off]:^0 74/75=[On]/[Off]:^3 74/75=[Off]/[On]:^5 74/75=[On]/[On]:^10 |
77 | AccurioPro Print ManagerにおいてPPMLファイルの保存を可能にし、ページごとに部数を変えることができるようにしてほしい。 | 設定値 [Off]:PPMLファイルの保存を許可しない [On]:PPMLファイルの保存を許可する [On]にした場合(保存されたPPMLファイルについて): AccurioPro Print Managerのジョブ編集で再Ripは行われません。 AccurioPro Print Managerのページ編集で入替え、コピーなどのページ操作はできません。ただし白紙挿入はできます。 |
79 | AccurioPro Hot Folder(PDFだけ)で定形サイズ以上の原稿上の画像を画像シフト機能でシフトさせて定形用紙に出力する場合、画像の欠損が起こらないようにしたい。 | 印刷面の欠けが起こらないよう、RIPで画像シフトを行います。 設定値 [Off]:RIPで画像シフトしない [On]:RIPで画像シフトする 制限事項 オモテ面の設定だけ有効でウラ面の設定は無効になります。 混載原稿、仕上げ処理を選択したとき、機能しないことがあります。 PDFのDirect印刷だけ対応します。 |
80 | スイッチ番号79の画像シフト機能(PDFだけ)をPSジョブにも適用させたい。 | 印刷面の欠けが起こらないよう、RIPで画像シフトします。 設定値 [Off]:RIPで画像シフトしない [On]:RIPで画像シフトする 制限事項 スイッチ番号79を[On]にする必要があります。 AccurioPro Hot Folderのオモテ面の設定だけ有効で、ウラ面の設定は無効になります。 混載原稿、仕上げ処理を選択したとき、機能しないことがあります。 PS Plug-inドライバーで画像シフトを設定していると無効になります。PS Plug-inドライバーを使用する場合は、この設定を[Off]にしてください。 |
82 | イメージコントローラー用のWeb Connectionの、[メンテナンス]タブ - [状態通知設定]の「トレイ紙補給」は通常、トレイから用紙がなくなったらemail通知をするが、用紙がなくなる前に通知するようにしてほしい。 | [状態通知設定]の「トレイ紙補給」の通知を変更します。 設定値 [Off]:トレイから用紙がなくなったら通知する [On]:用紙がなくなる前に通知する |
84 | Linux上で使用される[LPQ -P]コマンドに対応してほしい。 | 設定 [Off]:[LPQ -P]コマンドを入力しても何も反応しない [On]:[LPQ -P]コマンドを入力すると、デバイスの状態に応じて[Ready]もしくは[Not Ready]が返ってくる [Ready]、[Not Ready]が返って来たときの仕様は以下のとおりです。 [Ready]:ジョブ実行可能状態 [Not Ready]:自動復旧できない状態(エラーが発生しているなど) |
89 | 設定情報印刷の内容をすべて黒文字にしてほしい。 | 設定値 [Off]:すべて黒文字にしない [On]:すべて黒文字にする |
91 | APPEでグラデーションオブジェクトにグレー補償/グレー置換を使用した場合、対象色だけでなくその周囲の色も影響を受ける。 そこで、グラデーションオブジェクトにグレー補償/グレー置換を適用することを優先するか、周辺色に影響が出ないことを優先するかを選択できるようにしたい。 | [Off]:グラデーションオブジェクトにもグレー補償/グレー置換を適用する ただし、グレー補償/グレー置換の対象色だけでなく、その周囲の色も影響を受けます。 [On]:グラデーションオブジェクトにはグレー補償/グレー置換を適用しない この場合、対象色周辺の色は影響を受けません。 |
93 | 印刷データに含まれている特色がコントローラーに登録されていない場合、そのデータを印刷しないでHDDに一時保存してから、エラーとして待機させるようにしてほしい。 | 印刷データをHDDに一時保存してから、エラーとして待機させるようにします。 設定値 [Off]:HDDに一時保存しない [On]:HDDに一時保存する 制限事項 通常印刷またはスプール印刷を指定したときだけ適用されます。 プリンタードライバーは、PS Plug-inドライバーだけです。 アプリケーションは、AccurioPro Hot Folderだけです。ただしPDFファイルを出力する場合APPEの使用はできません。CPSIだけとなります。 [On]を選択してバナー付きで印刷したときは、バナーページは印刷されません。 |
94 | PPMLデータを混載ページで印刷した場合、再使用オブジェクトを使用すると、欠損したページができてしまう。 再使用オブジェクトを使用しても、回転位置を調整してページが欠損しないようにしてほしい。 | 設定値 [Off]:再使用オブジェクトの位置調整無効 [On]:再使用オブジェクトの位置調整有効 |
95 | 給紙トレイ指定PSコマンドの[MediaPosition1(トレイ2)]と[MediaPosition2(トレイ3)]を紙色指定[MediaColor(Other)]と[MediaColor(White)]に変換して、給紙トレイ自動選択機能を使いたい。 | 設定値 [Off]:コマンド変換しない [On]: [MediaPosition1]は[MediaColor(Other)]に、[MediaPosition2]は[MediaColor(White)]に変換される [MediaColor]コマンドの仕様は以下のとおりです。 [MediaColor(Other)] トレイ:自動、紙色:その他 [MediaColor(White)] トレイ:自動、紙色:白色 |
97 | JDFを使用するアプリケーションでの印刷時に、不要なタブ紙を排紙できるようにしてほしい。 | 設定値 [Off]:排紙しない [On]:排紙する |
98 | くるみ製本で[表紙画像 2 in 1]選択時に背表紙が空白にならないようにしてほしい。 | 設定値 |
107 | 本機のホットフォルダーでPCL 5e形式のファイルを出力したい。 | 設定値 [Off]:PCL 5eをサポートしない [On]:PCL 5eをサポートする [On]にした場合、本機のホットフォルダーでサポートされていないファイル形式で出力すると、バイナリーデータが印字されたページが大量に出力されます。 |
108 | サポートされていないファイル形式でホットフォルダー以外(ダイレクトプリントなど)から出力すると、バイナリーデータが印字されたページが大量に出力されてしまうのを防ぎたい。 | PCL 5eで出力されるため、PCL 5eをサポートしないことで、バイナリーデータの印字を防ぎます。[On]にすると、エラー扱いとなり出力されません。 設定値 [Off]:PCL 5eをサポートする [On]:PCL 5eをサポートしない |
110 | 特定のPSジョブ*をダイレクト印刷すると、PJLで設定した部数が反映されず1部しか印刷されないことがある。そのためPJLで設定した正しい印刷部数で印刷されるようにしてほしい。 *特定のPS ジョブとは、ステープルなどのジョブ設定がPS のCustom Operator で設定されているジョブのこと。 | PJLで設定した印刷部数が優先されます。 |
111 | PSファイルで設定したページ単位でのステープル設定に対応してほしい。 | 設定値 [Off]:ステープル設定に対応しない [On]:ステープル設定に対応する |
112 | スイッチ番号40の設定に加え、AccurioPro Hot Folderの印刷位置設定(先端/中央/後端)もできるようにしてほしい。 | 設定値 [Off]:印刷位置設定に従わない [On]:印刷位置設定に従う 制限事項 スイッチ番号40を[On]にする必要があります。 この設定はPS、PDFだけ有効です。 印刷は必ず「ふちなし印刷」になります。 |
116 | APPEでPDFファイルをインポートする際、画像生成を印字領域サイズ基準でしてほしい。 | 設定値 [Off]:PDF原稿サイズ基準 [On]:印字領域サイズ基準(CPSIと同じ) 制限事項 定形原稿の場合だけ有効です。 |
124 | AccurioPro Hot Folderで「用紙サイズに合わせる」機能を縮小だけにしてほしい。 | 設定値 [Off]:用紙サイズに合わせて縮小、拡大する [On]:用紙サイズに合わせて縮小する(拡大はしない) 制限事項 この項目を使用する際は条件があります。詳しくは、サービス実施店にお問い合わせください。 |
125 | AccurioPro Hot Folderで「用紙サイズに合わせる」使用時に合わせるサイズを印字エリアに切替えたい。 | 設定値 [Off]:用紙サイズに合わせる [On]:印字エリアに合わせる 制限事項 この項目を使用する際は条件があります。詳しくは、サービス実施店にお問い合わせください。 |
127 | Microsoft Office系アプリケーションの透過オブジェクトを、高解像度で出力したい。高解像度にすると、印刷時に透過の%によって発生されるドットの目立ちが解消できる可能性がある。 | 設定値 [Off]:高解像度にしない [On]:高解像度にする [On]にすると、本体の設定にかかわらず、PostScript印刷時は必ずスプールされます。 制限事項 有効になるのは図形だけです。画像の透過には効果はありません。 |
130 | PS Plug-inドライバーにあるバナーページにジョブの部数とページ数を印字させたい。 | 設定値 [Off]:バナーページにジョブの部数とページ数を印字しない [On]:バナーページにジョブの部数とページ数を印字する 制限事項 この設定は、PS、PDF、TIFFだけ有効です。 分割小冊子との組合わせはできません。 |
132 | PCLジョブに対し、競合する以下2つの機能 Text余白幅指定 右端合わせ を同時に設定できる。 デフォルトでは、PCL準拠の仕様で「Text余白幅指定」が優先されるが、HP機互換の仕様である「右端合わせ」(Horizontal Motion Index)を優先する設定にしたい。 | スイッチを[On]にすることで、HP機互換の仕様に変更できます。 設定値 [Off]:「Text余白幅指定」を優先する(PCL準拠の仕様) [On]:「右端合わせ」を優先する(HP機互換の仕様) |
131 | PS Plug-inドライバーにあるバナーページは、通常ジョブの前に出力されるが、ジョブのあとに出力させるようにしてほしい。 | 設定値 [Off]:バナーページ、ジョブの順で印刷される [On]:ジョブ、バナーページの順で印刷される |
135 | [ネットワーク設定] - [NIC設定] - [詳細設定]にある「状態通知設定」で設定したemailの宛先に、「印刷開始(Job Started)」、「印刷終了(Job finished)」それぞれの時点で通知メールを送ってほしい。 | 設定値 [Off]:通知メールを送らない [On]:通知メールを送る 制限事項 通知メールを送ることが出来るのは、「E-mail宛先1」だけです。 |
143 | PS Plug-inドライバーから作成できるコントローラー内のフォームファイルを、顧客が使用しているツールから一括で削除できるよう対応してほしい(ドライバーでは1つしか削除できない)。 | 設定値 [Off]:対応しない [On]:対応する デフォルトのパスワード「password」を使って削除するとすべてのフォームデータが削除されます。 |
145 | 「Pageintegrator Pro」などのアプリケーションでPPMLファイルを印刷すると、一部の文字が抜けたり、「PPML RIPError」が発生され印刷できなくなる。 | 重複するサブセットフォントの削除機能を無効にすることで問題が解決する場合があります。 設定値 [Off]:削除機能を有効にする [On]:削除機能を無効にする |
146 | Adobe Acrobatではフォントエラーが通常無視されるが、APPEでは無視されずにエラーとして出されるようにしたい。 | 設定値 [Off]:フォントエラーを無視する [On]:フォントエラーを無視せず、エラーを出す |
147 | AccurioPro Print Managerのジョブ編集を使って印刷部数が1部かつ[グループ]になっている場合、強制的に設定を[ソート]に変更したい。 | 印刷部数が1部のときは[グループ]固定になります。 |
149 | APPEでコンポジット印刷の場合でも、タグ別のDLP(Device Link Profile)を指定したい。 | 設定値 [Off]:APPEでコンポジット印刷のとき、タグ別のDLP指定を制限します。 [On]:APPEでコンポジット印刷のときでも、タグ別にDLPを指定できます。 |
150 | ポスター印刷のとき、すべてのページにカラーバーとカラー設定情報を印字したい。 | 設定値 ポスター印刷でバナーページを設定したとき、 [Off]:カラーバーとカラー設定情報をバナーページだけに印刷します。 [On]:すべてのページにカラーバーとカラー設定を印刷します。 制限事項 PDLがPS、PDFの場合にだけ対応しています。 AccurioPro Hot Folderからのジョブだけ対応しています。 AccurioPro Print Managerから、再RIP印刷/再RIP保存/リストア/ジョブリセットした場合、設定情報は解除されます。 [On]に設定すると、スイッチ番号131は、強制的に[Off]になります。 |
151 | Duplexコマンドが指定されているページはオモテ面に印刷したい。 | Duplexコマンドが指定されているページをオモテ面に印刷します。 制限事項 PDLがPS、PDF(CPSI)の場合にだけ対応しています。 |
152 | ダイレクトプリント使用時、設定情報とカラーバーの印刷位置が、PS Plug-inドライバー使用時の印刷位置と異なる。 本現象は、原稿の向き(縦または横)を変更した際に発生する。 縦向きの原稿:[原稿の向き] を[横] にしたとき 横向きの原稿:[原稿の向き] を[縦] にしたとき | 設定値 [Off]:設定情報とカラーバーの印刷位置を、PS Plug-inドライバー使用時と同じ位置にする。 [On]:設定位置とカラーバーの印刷位置は、原稿向きの設定にかかわらず、原稿サイズに合わせる。 |
156 | VPSXサーバーから複数で送られるジョブ(2~10部)の最後の部で印刷が止まってしまう。 | ジョブエンド検知を拡張することにより、印刷が止まってしまう現象を解消できる可能性があります。 設定値 [Off]:ジョブエンド検知を拡張しない [On]:ジョブエンド検知を拡張する |
157 | EOJコマンドの応答結果で、Resultの内容が出力されないため、出力させるようにしてほしい。 | Resultの内容を出力させるように設定します。 例:Result=OKなど 設定値 [Off]:出力しない [On]:出力する |
158 | CMYKデータをグレースケールに変換するプロファイルはCPSIとAPPEのそれぞれで異なっており、通常はCPSIのプロファイルを使用している。CMYKで作成された高濃度の写真データなどは、APPEのプロファイルを使うと画質が向上する場合があるため、APPE同等レベルのプロファイルを使用できるようにしてほしい。 | 設定値 [Off]:CPSIの変換プロファイルを使用する [On]:APPE同等レベルの変換プロファイルを使用する 制限事項 「CIE色空間」の使用がオンの場合だけ有効です。 PS(CPSI)、PDF(CPSI)、PPMLだけ有効です。 |
159 | CMYKデータをグレースケールに変換するAPPEのプロファイルでは、通常、CMYK高濃度部の階調性を再現するため、原稿データの黒濃度100%領域を黒濃度100%で出力することができない。そこで強制的に黒濃度100%で出力できるようにしてほしい。 | イメージオブジェクトが黒濃度100%保持できないため、保持できるよう設定します。 設定値 [Off]:グレースケール出力時に黒濃度100%を保持しない [On]:グレースケール出力時に黒濃度100%を保持する 制限事項 強制的に出力するため、高濃度部の階調性が損なわれる可能性があります。スキャンされた文字データへの使用だけをおすすめします。 本機能を[On]にすると、グレー補償の設定は反映されません。 PS(CPSI)、PDF(CPSI)、PDF(APPE)、TIFF(Emperor)、PPMLだけ有効です。またCPSIは、スイッチ番号158が[On]の場合だけ有効です。 |
160 | CMYK-CMYKダイレクトリンクプロファイルの最大登録数を100個以上に拡張できるようにしてほしい。 | 設定値 [Off]:CMYK-CMYKデバイスリンクプロファイルを、最大50件登録できるようにする。起動時、50件を超えるCMYK-CMYKデバイスリンクプロファイルがデータベースに存在する場合、登録日が新しい50件だけ残すようにします。残りの50件は削除します(ただし、プリセットプロファイル、カラーデフォルトで設定されているプロファイルは削除できないように設定されています)。 [On]:CMYK-CMYKデバイスリンクプロファイルを、最大100件登録できるようにする。 |
161 | CMYK-CMYKダイレクトリンクプロファイル登録時、最大登録数を超える場合、一番古いプロファイルを自動で削除し、新しいプロファイルが登録できるようにしてほしい。 | 設定値 [Off]:すでにCMYK-DLPプロファイルが最大件数登録されている場合、新規で登録できないようにする。 [On]:すでにCMYK-DLPプロファイルが最大件数登録されている場合、作成日時が最も古いテーブルをリストから削除し、新しいCMYK-DLPプロファイルを登録するようにする。 |
162 | PS Plug-inドライバーで[2色印刷](モノカラーとして使用)設定時、原稿の中にドライバーで設定した同じ特色があるときに印刷すると、濃度が薄くなってしまうことがある。同じ特色がある場合は、変更せずにそのままの濃度で印刷してほしい。 | 設定値 [Off]:2色印刷時に版(CMYK)を置換える特色が指定され、原稿上にその特色が存在する場合は、原稿上の特色は変更する。ただし、濃度が薄くなる場合がある。 [On]:2色印刷時に版(CMYK)を置換える特色が指定され、原稿上にその特色が存在する場合は、原稿上の特色は変更せず、そのままの濃度で出力する。 |
163 | AccurioPro Hot FolderでAPPEジョブを印刷しようとすると、天地が逆になってしまう問題が起きるがCPSIジョブでは起きない。APPEジョブでもCPSIジョブと同じように問題が起きないようにしてほしい。 原因として、 CPSI:実際の原稿の向き基準で画像が生成される。 APPE:AccurioPro Hot Folderの[原稿の向き]設定を基準に画像が生成される。 | [On]にすることで、AccurioPro Hot Folderの[原稿の向き]設定を強制的に無視し、原稿1ページ目の向きに合わせることで問題を解消できる場合があります。 設定値 [Off]:AccurioPro Hot Folderの[原稿の向き]設定に従う [On]:原稿1ページ目の向きに合わせる ※混載原稿は設定に関係なく、原稿1ページ目の向きに合わせて印刷します。 制限事項 スイッチ番号79が[On]の場合だけ有効です。 |
164 | [ユーザー認証]の[認証方式]を[外部サーバー]に設定している場合、ログイン後にScan To E-mailでスキャンデータを送信する際、このメールからの宛先を本機の管理者アドレスにしてほしい。 | Scan To E-mailにおいて送信されるメールの送信元アドレスを切替えます。 設定値 [Off]:無効(環境に沿った(たとえば認証ユーザーの)アドレスが設定される) [On]:有効(本機の管理者アドレスが設定される) |
166 | 受信したPDFファイルで、以下の間接オブジェクトがあれば、検出させて両面印刷するようにしてほしい。 間接オブジェクト: DuplexFlipLongEdge(両面印刷、長辺とじ) DuplexFlipShortEdge(両面印刷、短辺とじ) | 間接オブジェクトを検出させて、両面印刷するように指定します。 設定値 [Off]:検出しない [On]:検出する 制限事項 各ドライバーでページ単位設定をしている場合は、[On]にしても反映されません。 反映されるPDFファイルのバージョンは1.4以上です。 |
167 | AccurioPro Print Managerから、APPEにてPDFのコンポジットオーバープリントを使って印刷すると、透明属性のオブジェクトが多い箇所は処理するのに大幅な時間がかかってしまうことがある。 | APPEのラスタライズ方法を変更して印刷します。 設定値 [Off]:従来のラスタライズ方法を使用 [On]:特殊のラスタライズ方法を使用 制限事項 APPEだけ有効です。 注意 [On]にすると、透明属性が多いページは、正常に印刷されない場合があります。 |
168 | AccurioPro Hot Folderから、APPEにてRIP時に大量のメモリーを使用するPDFデータ(透明属性もしくはオーバープリントが多用されているなど)を印刷すると、2ページ目で出力完了してしまうことがある。CPSIでは問題ない。 | 出力方法を切替えることにより、問題を解消できる場合があります。 設定値 [Off]:ジョブ単位 [On]:ページ単位 制限事項 APPEだけ有効です。 重要 変更後は、設定を確定するため、主電源スイッチをOFF/ONします。 |
169 | AccurioPro Hot Folderから特定のAPPEジョブ(PDF)を印刷すると、印刷画像に白線または黒線が入ってしまう。CPSIでは問題ない。 | APPEのディスプレーリストのキャッシュを切替えることにより、問題を解消できる場合があります。 設定値 [Off]:有効 [On]:無効 制限事項 APPEだけ有効です。 重要 変更後は、設定を確定するため、主電源スイッチをOFF/ONします。 注意 [On]にすることで、パフォーマンスが落ちる場合があります。 |
174 | 任意間隔でのページオフセットを試したいため、「Jog」コマンドをサポートしてほしい。 | 設定値 [Off]:Jogコマンドをサポートしない [On]:Jogコマンドをサポートする 制限事項 スイッチ番号175を[Off]にする必要があります。 |
175 | バナーページ付きプリンタジョブ送信時に、バナーページと本身が同じ排紙位置になるようにジョブ単位オフセットしてほしい。 | 設定値 [Off]:オフセットしない [On]:オフセットする 制限事項 スイッチ番号131を[Off]にする必要があります。 スイッチ番号174を[Off]にする必要があります。 |
176 | 表裏カバー付きのジョブを印刷する際、スプールを行わず即時印刷ができるようにしてほしい。 | 設定値 [Off]:コントローラースプールをする [On]:コントローラースプールをしない 注意 [On]にすると、裏カバーのプロファイルはサポートされません。 [On]にすると、以下のプロファイル設定は正しく適用されません。 小冊子印刷時の表裏カバー印字 くるみ綴じ 2 in 1 くるみ綴じ 3 in 1 [On]にすると、以下の機能は正しく適用されません。 小冊子+最終ページカバー印字 |
177 | ユーザーが以下のIPアドレスを使用すると、ユーザー環境のネットワークが使えなくなってしまう。 IPアドレス:172.17.0.1 | AccurioPro Print Managerの内部アドレスとして「172.17.0.1」を使っているため起きる現象です。 [On]にすることで内部アドレスを変更することができます。 設定値 [Off]:172.17.0.1/16 [On]:192.168.1.5/24 |
178 | ユーザーが使用しているKnapp社製のアプリケーションで作成されたジョブ(PSもしくはPDF)を連続印刷すると、合間にエラーページが出力されることがある。 | サポートしているReadbackコマンドではエラーが出てしまうため、「その他のPJLコマンド」にすることで問題が解消できる場合があります。 設定値 [Off]:Readbackコマンドをサポート @PJL ECHO @PJL INFO [On]:その他のPJLコマンドをサポート @PJL USTATUS @PJL USTATUSOFF |
182 | 一時保存時に、Color Centroで設定した「デフォルトマニュアル設定」を強制的に適用させてほしい。 | 設定値 [Off]:強制的に適用しない [On]:強制的に適用する 制限事項 この設定は、CPSIとAPPEの場合だけ有効です。Emperor、PPMLの場合は無効になります。 |
183 | フォームオブジェクトを含むPDFを印刷すると、データの一部が欠けてしまう。 | 処理方法を切替えることにより、問題を解消できる場合があります。 設定値 [Off]:インライン展開 [On]:フォーム展開 制限事項 この設定は、CPSIの場合だけ有効です。 |
184 | AccurioPro Print Managerの[トーンカーブ調整...]で、[オブジェクト種類]が[すべて]しか選択できない。 | [On]にすることで、[イメージ]または[テキスト/グラフィック]を選択できるようになります。 設定値 [Off]:[すべて]だけ選択できる [On]:[すべて]、[イメージ]または[テキスト/グラフィック]が選択できる |
190 | AccurioPro Print ManagerにあるHot Folderに送信できなくなる(主にMac OSから)。 | Hot Folderのファイル監視周期間隔をあけることにより、問題を解消できる場合があります。 設定値 [Off]:ファイル監視周期間隔をあけない [On]:ファイル監視周期間隔をあける 重要 変更後は、設定を確定するため、副電源スイッチをOFF / ONします。 |
197 | AccurioPro Print Managerでユーザーへ再RIPが必要なことを知らせてほしい。 | AccurioPro Print Managerから印刷する際に再RIPの表示を切り替えるように設定します。 設定値 [Off]:再RIPのときに確認ダイアログを表示しない [On]:再RIPのときに確認ダイアログを表示する |