基本的に使用しません。位置合わせエラーが頻発する場合に、[可変領域]を対象画像に対して設定します。
自動検品の方法Aについて詳しくは、自動検品と検品領域設定をごらんください。
バリアブル印刷を行う場合に、画像の変化する部分を可変領域として設定します。
大量のバリアブル印刷を行うが、基準画像は1枚だけにしたい場合などに便利です。
たとえば、数値以外が同一画像のジョブで、数値が1 ~ 100まで変わる場合、数値部分を可変領域に設定した基準画像(RIPデータ)を1枚登録することで、100枚のジョブでも1枚の基準画像で検品することができます。
自動検品の方法Bについて詳しくは、自動検品と検品領域設定をごらんください。
a:基準画像
b:検査画像
:可変領域
設定項目 | 説明 | |
---|---|---|
[領域種別選択] | [可変領域] | RIPデータの基準画像に、可変領域を設定します。 |
[対象面選択] | [表面] | 表面の自動検品領域を設定します。 |
[裏面] | 裏面の自動検品領域を設定します。 | |
[指定ページ] | 選択したページの自動検品領域を設定します。 ページは1ページだけ設定できます。 | |
[表裏一括] | 表面と裏面に一括で領域を設定します。 | |
[領域設定] | [横幅設定] | 自動検品領域の横幅の数値を入力します。 |
[縦幅設定] | 自動検品領域の縦幅の数値を入力します。 | |
[横位置設定] | 自動検品領域の横位置の数値を入力します。 | |
[縦位置設定] | 自動検品領域の縦位置の数値を入力します。 | |
[削除] | 確定した[領域設定]を削除します。領域設定が複数ある場合は、[確定]をクリックした順番と逆順に削除されます。 | |
[確定] | 設定した[領域設定]が確定されます。 領域を複数設定する場合は、[確定]をクリックすることで、次の領域が設定できるようになります。 [領域設定]は、対象面ごとに30まで設定できます。 |
この機能を使用する場合は、[表面]/[裏面]/[表裏一括]と[指定ページ]は、同時に設定できません。
[横幅設定]/[縦幅設定]:横位置と縦位置を起点(0 mm)とし、起点から右下方向への領域は+の数値で、左上方向への領域はーの数値で入力します。
[横位置設定]/[縦位置設定]:表示されている基準画像の左上端を起点(0 mm)とし、右下方向への領域の位置を+の数値で入力します。
手順2 ~ 手順4を繰返すことで、手順2で選択した対象面に対して領域を30まで指定できます。
確定した領域を変更したい場合は[削除]をクリックしてから、再度設定してください。
自動検品の方法:Aの場合は、手順5に進んでください。
自動検品の方法:Bの場合は、手順7に進んでください。
自動検品の方法について詳しくは、自動検品と検品領域設定をごらんください。
領域設定ファイルが[検査領域設定プロファイル一覧]に[検査領域設定プロファイル](CSV ファイル)として登録されます。
[登録]をクリックするごとに、[検査領域設定プロファイル一覧]に[検査領域設定プロファイル]が追加されます。同一ファイル名で登録しても上書きされずに追加されます。