両面原稿は、原稿と同じように両面に仕上げることも、両面を片面に仕上げることもできます。
原稿 | 両面コピー | 片面コピー |
---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
両面原稿を思ったとおりの仕上りにするためには、原稿の[両面とじ方向]と[出力設定]の[両面とじ方向]を設定します。
薄い用紙の原稿をADFから読込むと、原稿に紙シワやミミ折れができてしまうことがあります。
[原稿設定]の[厚さ]を[薄紙]に設定することで、それらを発生しにくくします。
[厚さ]の選択項目 | 説明 |
---|---|
[普通原稿] | 坪量が50 g/m2 ~ 210 g/m2 / 14 lb Bond ~ 55 lb Bondの通常の原稿のときに選択します。 |
[薄紙] | 坪量が35 g/m2 ~ 49 g/m2 / 9 lb Bond ~ 13 lb Bondの薄い原稿のときに選択します。 |
設定したコピー条件が変わることがありますので、いったん閉じたADFは途中で開け閉めしないでください。
両面原稿をコピーするときは、原稿の[両面とじ方向]を設定してください。
両面コピーに仕上げるときは、[出力設定]の[両面とじ方向]を設定してください。
異なるサイズが混ざった原稿をADFにセットして一度にコピーできます。
[特殊原稿]の選択項目 | 説明 |
---|---|
[同幅混載原稿] | 幅が同じでサイズが異なる原稿のときに選択します。 |
[異幅混載原稿] | 幅もサイズも異なる原稿のときに選択します。 |
[自動用紙]または[自動倍率]の選択項目 | 説明 |
---|---|
[自動用紙] | 原稿と同じサイズの用紙にコピーします。 ![]() |
[自動倍率] | 原稿ごとに適正倍率を自動設定し、すべて同じサイズの用紙にコピーします。 ![]() |
異なるサイズが混ざった原稿は、以下のようにADFに対して左側と奥側とを揃えてセットします。
検知できる原稿サイズ:混載したときに検知できる原稿サイズの種類は、原稿ガイド板の開き幅で以下のように変わります。
サイズの違う原稿は、ADFに対して左側と奥側とを揃えてセットします。
設定したコピー条件が変わることがありますので、いったん閉じたADFは途中で開け閉めしないでください。
折れた原稿の場合、浮きによりサイズ検知センサーがうまく機能しないことがあります。[Z折れ原稿]に設定すると、原稿サイズを正確に検知できます。
書籍など、見開きの原稿をコピーする場合、以下の機能が便利です。
機能 | 説明 | 参照先 |
---|---|---|
[ブック連写] | 本やカタログなどの見開きの原稿を、左右1ページずつ別々にコピーします。 ![]() | |
[原稿外消去] | 原稿以外の周囲を消去して読込みます。書籍などの厚さのある原稿で、原稿の周囲に影ができる場合に設定します。 ![]() | |
[枠/折り目消し] | [枠消し] 書籍などの厚さのある原稿で、原稿の周囲に影ができる場合、影の位置や幅を設定して消去します。 ![]() | |
[折り目消し] 原稿画像の中央部にできる黒い影を消去します。 ![]() |
[ブック連写]と仕上げの機能を組合わせることで、書籍などのコピーを冊子の形に仕上げることもできます。詳しくは、冊子を冊子に仕上げるをごらんください。
表示 | 作業時の警告注意文 |
---|---|
| |
原稿ガラスが割れてケガをするおそれがあります。 | |
重い原稿はのせないでください。また、厚手の原稿をのせたときは、強く原稿を押さえないでください。 |
原稿セット方向を間違えると目的のコピーができないことがあります。特に両面コピー、ステープル、中とじ、重ね中折り、小冊子の機能を設定するときは注意してください。
[原稿外消去]を設定しているときは、ADFを閉じずに原稿をスキャンします。
片面の原稿2ページを両面コピーで1枚にしたり、複数ページを1枚の用紙にまとめてコピーしたり、1つの原稿を繰返し1枚の用紙にコピーしたりできます。
機能 | 説明 | 参照先 |
---|---|---|
両面コピー | 原稿を両面にコピーします。 ![]() | |
[集約] | 複数ページを1枚の用紙にまとめます。 ![]() ![]() | |
[小冊子] | 仕上りを小冊子にします。全体を二つ折りにすることで、週刊誌のような製本仕立てになります。 ![]() | |
[リピート] | 読取った原稿を、用紙に繰返してコピーします。 ![]() |
[スタンプ]機能を設定すると、原稿にない情報を付加して印刷できます。スタンプには、規定された文字を印字する[定型スタンプ]や文字と背景を薄く印字する[ウォーターマーク]、情報を登録して印字する[任意スタンプ]があります。
[任意スタンプ]の印刷例: